今日ご紹介するお客様は、昨日に引き続き新潟県にお住いのRIさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたのでご紹介させていただきます。 昨日お伝えしました通り、RIさんは今回発送による納品となりましたので、直接お渡しすることができませんでしたが、次回お会いした際にいろいろとご感想などをうかがいたいと思います。 早速完成した靴をご紹介いたします。 今回完成したのは、このスコッチスウェードが完売になるというタイミングでご注文いただいたもので、ドクターマーチンの1461に似たデザインのギブソンシューズです。 昨日ご紹介したグリーンのモデルに似ているところもありますが、こちらが3穴なのに対してグリーンの方が4穴で、こちらがシングルソールなのに対してグリーンの方がセミダブルソールという、ちょっと違う仕様になっています。 とは言え、全く違う革で作っていますのでその時点で全然違う靴になります。 RIさんは、初めてお越しいただいた時にもスウェードの靴を何足かご注文いただいたので、てっきりスウェードがお好きなんだろうと思っていたのですが、うかがってみたところそういう訳ではないとことと。 たまたまほしいと思った靴がスウェードだったようです。 今回完成した靴はキャメル色のスウェードで、これはなかなか使い勝手が良いと思います。 ブルーのデニムに合わせても格好良いですし、黒のパンツにも合いそうです。 また、ネイビーのチノパンや、合わせ方によったらグレーのスーツにも合いそうですね。 とても万能です。 ぜひたくさん履いてください。 次回、またお会いできるのを楽しみにしております。 ありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: 3穴ギブソンシューズ レザー: スウェード ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+お客様の足に合わせた調整) 製法:ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 完売 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む今日ご紹介するお客様は、新潟県にお住いのRIさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしました。 今回RIさんは発送による納品をご希望とのことで、納品時に直接お会いできませんでしたが、もうすでに何足もシューリパブリックの靴を履いてくださっていますし、じつは今回完成した靴はご注文いただいた3足のうちの2足目ということで、あまり心配していません。 そんなわけで、今回完成した靴をご紹介させていただきます。 今回完成したのは、グリーンのスムースの革を使って製作した4穴のギブソンシューズです。 デザイン的には、ドクターマーチンの1461という3穴のシューズに似ていますが、少し羽根のラインを柔らかくして、アイレットを4穴にしたというものになります。 こうして靴の写真をご覧いただくとお分かりになるかと思いますが、RIさんの足は非常に細く既製品の靴ではハネが閉じ切ってしまうほどです。 そんなこともあって私たちシューリパブリックにお越しいただいたのですが、初めてお越しいただいた時に数足まとめてご注文いただき、今回も3足まとめてご注文いただきまして、きっとシューリパブリックの靴を気に入って履いていただけているのだろうと思っています。 このグリーンの革は、履き込んでいくと良い味が出て来てとっても格好良くなります。 どちらかと言えば、経年変化を楽しめる革と言えます。 どんな感じに成長していくのか、ぜひ次の機会に靴の成長の様子をお知らせください。 ありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: 4穴ギブソンシューズ レザー: スムース ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+お客様の足に合わせた調整) 製法:ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 完売 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む今日のお客様は、東京都にお住いのKKさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 今回完成したのは、コンビのサドルシューズです。 早速履いていただきました。 つま先とカカト側のパーツはサンドベージュのスウェードで、いわゆるサドルの部分とカカトのバックストラップ、そしてベロの部分がネイビーの型押しの革というコンビのサドルシューズです。 さらに、ウェルトは生地色でソールは少し厚くしたセミダブルソール仕様で、イイ感じにカジュアル感が出ています。 KKさんは、少しだけ残っていたサンドベージュ色の革を使って何かを作りたいとおっしゃっていたので、1足分に足りなくてコンビにするのであれば、コンビニするメリットを生かせるようなデザインが良いと思いまして、この仕様をご提案させていただきました。 完成した靴をご覧になって・・・、 「とっても格好良いです!」 と、大変喜んでいただけました。 KKさんは、すでにたくさんの靴をお持ちなので、このような変化球的な靴も上手に履きこなしてくださいます。 これからの季節に活躍しそうですね。 今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: サドルシューズ レザー: スウェード+型押し ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(MRT+お客様の足に合わせた調整) 製法:ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 型押しのネイビーのみ有り ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む今日のお客様は、群馬県にお住いのSSさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 今回完成したのは、今年の初めころに受付をしていた企画商品の「旅チャッカ」です。 早速履いていただきました。 今年の旅チャッカは、こちらのネイビーのスウェードと黒の小さいシボのある革の2種類からお選びいただけて、SSさんがお選びいただいたのがネイビーのスウェードになります。 このスウェードは、以前に扱っていたスコッチスウェードが完売になってしまうのでそれに代わろスウェードを探していたところ、昨年末のレザーフェアで見つけたものです。 スコッチスウェードとは雰囲気が異なり、この革はまた違った良さがあります。 さらに、この革は撥水処理が売りのひとつで、かなりしっかりと撥水処理がなされているらしく、そんなこともあってより実用的な旅チャッカに使ってみました。 SSさんは今回の靴が3足目で、サイドゴアブーツから始まって2足目がオックスフォード、そして今回のチャッカという流れになります。 これまでの2足に関してご感想をうかがってみたところ、 「足のサイズが大きいため、とにかく大きいサイズの靴があったら買うという買い方でしたから足に合うということは2の次だったのですが、こうして足に合う靴を履いてみるとこれまで合っていると思ってい履いてた靴がじつは足に合っていなかったということに気づきます。」 とのこと。 昨日もご家族でお出かけされたそうですが、その時に1足目のサイドゴアを履いて行かれたそうです。 今回の旅チャッカは、サイドゴアブーツとは筒の長さが異なり、ブーツでもとっても軽快な履き心地とおっしゃっていました。 それに、チャッカブーツは脱ぎ履きしやすく、さらに靴ベラ不要ですので、使い勝手に関しても非常に良いと思います。 ぜひこの靴もたくさん履いてください。 私たちシューリパブリックの靴を気に入っていただけて、本当にありがとうございます。 次の靴の完成も楽しみにしていてください。 ありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: チャッカブーツ レザー: スウェード ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+お客様の足に合わせた調整) 製法:ブラックラピド 今回使用した革の在庫の有無: 有り ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む昨日と今日は、長野市のIVY PRODUCTSさんに於きまして恒例のイベント開催です。 初日の昨日はお天気に恵まれずちょっと寒い一日でしたが、今日はなかなか良いお天気でお出かけするにはピッタリの日和でした。 宿を少し早めに出てクルマを駐車場に止め、フラフラと歩いて善光寺に向かいました。 途中、県庁前の交差点より。 こんな近くに山が見えて幸せ。 お天気はサイコーです。 途中にあった何かの建物ですが、これはおそらく耐震の補強でしょう。 多分そうだと思うのですが、これがアートだったらとても素晴らしいです。 ただ、耐震の補強だとするとボルトがちょっと細いような気もするのですが、素人にはよくわかりません。 途中で見かけた看板です。 これまで毎回クルマをコインパーキングに止めていたのですが、これって週末においては夜の8時までタダで止めてよいということですか? 長野に観光に行く方、良かったらご利用ください。 毎回善光寺に行くときに、この大門の交差点から見える景色が好きなので写真を撮っています。 東にも山があります。 善光寺に向かってひとつ目の門。 こちらは二つ目の門。 そう言えば、先日びんずるさんが盗まれたという事件がありましたが、その効果もあってかびんずるさんのご利益をいただこうという方々が結構な長蛇の列をなしていました。 ある意味宣伝効果になったような気もします。 私はびんずるさんの列には並ばず、普通にお参りをしてきました。 こうしてみると、まぁまぁそこそこの観光客の方々が来ていますね。 写真だとイマイチちゃんと伝わらないかもしれませんが、この場所から見下ろす善光寺の参道の景色がとってもステキです。 こちらは、その参道を進んだ中央通り。 こんな感じでまっすぐにのびる道は気持ちよいですね。 IVY PRODUCTSさんの近くの交差点から見える山。 長野市って山が近くにある都会で、そのギャップが魅力です。 なにせ山が近いのですから。 さて、今日はたくさんの納品のお客様がいらっしゃいましたが、納品の方に関しましては改めて詳しくお伝えいたします。 そのほか、わざわざこの機会に遊びに来てくださった方々もたくさんいらっしゃいました。 こちらは、前回納品させていただいたYさん(女性のお客様)です。 お天気が良くなる季節に履こうと思っていたそうで、まだ数回しか履けていないとのこと。 でも、イイ感じにフィットしているように見えました。 デニムにもとてもよく似合っています。 今日は靴のメンテナンスに関して確認のためにお越しくださいました。 そしてこちらも同じく前回納品させていただいたTさん。 Tさんもまだあまり履けていないとおっしゃっていました。 このフルブローグは、黒いウェルトに対して無色のインクを塗るというなかなかコジャレた仕様になっています。 Tさんは、埼玉の工房にも来てくださって、本当にいつもありがとうございます。 こちらはMさんのホールカットです。 Mさんは少し前にギリーを納品させていただきましたが、ギリーもホールカットも珍しいデザインなので、職場で声をかけていただくことがあるそうです。 皆さんとても格好良く履いてくださっていました。 ありがとうございます。 このほかにも、イベント開催に合わせてわざわざ遊びに来てくださったKさん、Sさん、本当にいつもありがとうございます。 お客様が集中してしまった時間帯があって、できればもう少しゆっくりお話ししたかったので、ちょっと残念です。 今回もわざわざ来てくださった皆様、本当に皆さまありがとうございました。 IVY PRODUCTSさんの入り口にある植木たちと、 南県町の様子。 今日は比較的静かでした。 また次回、よろしくお願いいたします。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む先日、高校生になったウチの娘にローファーを買いましたということを書きまして、 ローファーが緩い場合、もしくは履いていて緩くなってしまった場合には調整出来ます的なことを書きましたが、ウチの娘は案の定1日履いて足が靴の中で前に滑ってしまうようで、小指が痛いと言っていました。 早速調整開始です。 先日書いた2つめの方法でやります。 この状態からスタートです。 インソック(中敷き)を剝がしたところ。 日本のメーカーの靴は、ラテックスという接着剤を使っていることが多く、キレイに剝がれません。 剥がしたインソックの型を取ります。 これは、なるべく正確にとっておくことが重要です。 型はこんな感じ。 先ほど剥がしたインソックを、適当なところで半敷きになるように切り、角を丸めました。 半敷きはこの辺りまでくるというマークをして、 重なりしろを念のために20㎜ほどとり、 その線で切って前側の中敷きの型が出来上がり。 前側の中敷きを裁断したところ。 この革は、私たちが普段ライニングに使っているものですが、1.5㎜くらいの厚さのヌメ革ならOKです。 ただ、擦れる部分なのでなるべく薄い色のものが好ましいです。 つぎに、カカトの部分のスポンジを作ります。 元々ついていたスポンジはちょっとスカスカなヤツだったので、もう少ししっかりしたヤツに変更します。 それを両足ぶん切って、 試しに靴に置いてみてサイズを確認。 インソールより少し小さいくらいが良いです。 インソックの前端に両面テープを貼り、先ほど作った前側の中敷きと貼り合わせます。 20㎜重なるようにしているので、ちゃんと20㎜重なるように貼ります。 そして、カカトの部分に先ほどのスポンジを貼り、出来上がったインソックを両面テープで靴に貼り付けて完成。 早速娘に試し履きをしてもらったところ、前にズレることはなくなったけれど、カカトの部分が痛いとのこと。 前側がほんのちょっと厚くなっただけなのに、フィッティングが大きく変わりました。 履いていれば、前側は多少緩くなってくるはずなので、カカトの当たる部分に絆創膏を貼って慣らしていくしかなさそうですね。 また様子を見て調整するかもしれません。 今週末の4月15日(土)と16日(日)は、長野市のIVY PRODUCTSさんにてイベント開催です。 上記のようなフィッティングのご相談もお受けしますので、お気軽にお越しください。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読むウチの娘がこの春から高校生になりまして、学校に履いて行く靴は何にしようかということで、ひとつはスニーカー、ひとつはドクターマーチン風のブーツ、そしてもうひとつはハルタのローファーにしました。 学校に履いて行く靴が1足だけだと、きっとあっという間にボロボロになって履けなくなってしまうので、多少の好き嫌いで履く頻度の差が出るのは仕方ないとして、まずは3足体制でいきます。 スニーカーは、2か月くらい前に娘と一緒に買い物に行った時に、高校生になったら履くためのものとして良さそうなものを購入して、少しずつ慣らしてきました。 ドクターマーチン風のブーツは、数年前に購入したもので、結構イイ感じに味が出ています。 そして、今回新たに購入したのがハルタのローファーです。 ちょっと余談になりますが、私たちシューリパブリックではいくつかの理由があってローファーは作っていません。 それは、ローファーのようなスリッポンの靴のラストは、レースアップの靴のラストと根本的に異なることや、履き込んでいってインソールが沈んでくるハンドソーンウェルテッドのような製法の靴には明らかに緩くなるのがわかっているので、調整が効かないローファーは相性が良くないことなど、言ってしまえば作ったところで誰も幸せにならないのが見えているので、初めから作らないことにしていました。 さらに、私の足が細くて薄いため、これまでの人生で1度だけローファーを買ったことがあるのですが散々だった思い出しかないので、自分では作りたくないという思いもあります。 ただ、あくまでもこれは業務上の問題と私の個人的な好みの問題であって、ローファーがダメとか履きにくいということではなく、世の中には足に合うから履きやすいという人もいますし、脱ぎ履きしやすいので都合が良いという方もいますから、ローファーに関してはそれはそれで良いと思っています。 今回、ウチの娘の靴に関しても、履いてみようと提案したのは私の方で、高校生の全く手入れをしていない色が剥げたローファーだって、あとから思い出せばよい思い出になるんじゃないかという考えがあってのことです。 ともあれ、靴屋さんに行っていくつかのモデルを履き比べて、幅が非常に細いウチの娘の足にはハルタが比較的合っていたということで、ハルタのローファーを買ってきました。 でも、やっぱり何度か履いていれば緩くなるのは目に見えていて、おそらくこのブログをご覧になっている方の中でも、もしくはご家族やお知り合いの方で同じような問題を抱えている方がいらっしゃるのではないかと思います。 もしかしたら多少なりとも役に立つかもしれないという思いで、比較的簡単な調整方法をお伝えします。 方法はいくつかあるのですが、ひとつ目の方法としてこんな手段があります。 今回、ウチの娘が買ったハルタのローファーは、中敷きは全敷きというタイプで、前の方まで1枚の革(に見える合皮)が敷いてあります。 この中敷きの半分から前の方だけ一度上手に剝がして、中敷きの下に薄いスポンジや、もしくは薄い革を敷いてあげます。 薄いスポンジ、もしくは薄い革は、中敷きとだいたい同じ形、もしくは端が2ミリくらい小さい形にして、ちょっと強力な両面テープで中底に貼り付け(幅15㎜の両面テープを適当に2本くらい貼っておけばOK)、さらにそのスポンジor革に中敷きをまた更に両面テープで貼ってあげれば完成です。 理屈としては、前の方が少し上げ底になることで容積が小さくなって足が前に行きにくくなり、カカトが引っ掛かりやすくなるという理屈です。 二つ目の方法は、一度この全敷きを全部剥がして(スポンジを壊さないように丁寧に)、全敷きを半敷きの形に切り直して、前側には滑りやすい全敷きの合皮の代わりにクラフト屋さんに行って買って来た薄いヌメ革を敷き、半敷きがヌメ革との境目部分で15ミリくらい重なるようにして両面テープで留めます。 そうなんです、このローファーは中敷きが合皮で滑りやすいんじゃないかってちょっと気になっていました。 なので、前側だけでもちょっと厚めのヌメ革で中敷きを作ってあげて、滑りにくくしてあげれば多少改善するのではないかって思います。 その他、これはどの靴にも言えることですが、屈曲が硬いとどうしてもカカトが浮きやすくなりますので、靴を十分にならして曲がりやすくしておくのも有効です。 ともあれ、一度時間を作ってカスタムする様子をアップしますので、それをご覧いただいて良さそうだったら実行してみてください。 ちなみに、今回娘に購入したハルタのローファーは合皮のものです。 合皮を選んだ理由は、雨に強いこと。 娘の性格からすれば、合皮の方が合っていそうです。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
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