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チャッカブーツ

今日のお客様は、東京都にお住いのYCさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 YCさんは、今回の靴が4足目になります。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、型押しの革で製作したチャッカブーツで、新たに#SRCラストを使っての製作です。 そして、つま先はパンチドキャップの仕様です。 YCさんの足は、既製品の靴のサイズに比べると甲周りの数値が大きくさらにカカトがやや小さめのいう、ちょっと既製品では合わない形になります。 さらに、YCさんはお仕事でたくさん歩かれるそうで、靴のフィッティングは毎日の生活の中で非常に大切なのだそうです。 今では、オーダーメイドの靴がだいぶそろってきて、とても快適に履いていらっしゃるとおっしゃっていました。   そして、こちらが今日履いていらした以前に製作したギブソンシューズです。 「あまりメンテナンスをしていなくて・・・。」 とおっしゃっていたので、簡単にですがメンテナンスをさせていただきました。 昨日のブログでも書きました通り、メンテナンスは必要最小限で十分です。 それよりも、履いた時にブラッシングをしてホコリを落としたり、履く頻度を守ったり、保管する環境に気をつけていただく方が、靴には効果があります。 YCさんのこのギブソンシューズはやや乾燥気味でしたが、しっかりとブラッシングをしていただいているようでしたので、ちょっとクリームを使ってメンテナンスしただけでとてもきれいになりました。   YCさんは、とっても靴が大好きのようで、毎回靴の完成をとっても楽しみにしていらっしゃって、完成を待つことと、完成した靴をお履きになることが、仕事を頑張る元気の源になっているようです。 次の靴も、ぜひお楽しみにお待ちください。 今日はありがとうございました。   デザイン: チャッカブーツ レザー: キップ(型押し) ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRC+サイズ調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド   ★★★お知らせ★★★ ①4月21日(土)には、大阪北堀江のRifare大阪店さんにて、恒例の「足の計測会&靴のオーダー会」のイベントを開催します。大阪近郊にお住いの方、ぜひいらしてください。 ②4月22日(日)には、神戸三宮のSUNさんにて、シューリパブリックのハンドソーンウェルテッドの靴のオーダー会を開催いたします。神戸近郊の皆様、ぜひお越しください。 どのイベントも、オーダーするしないにかかわらず、靴に興味があるとか、靴のフィッティングに問題を抱えているとか、とにかく作り手である私たちに質問を投げかけたり、相談したりということも大歓迎です。 もしかしたら一緒に問題を解決ということになるかもしれませんが、何かしらお役に立てるのではないかと思います。 おばあちゃんが、ご近所のおうちの縁側にお茶を飲みに行くような感覚で、ぜひお気軽にお越しください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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デリケートクリーム

今月は、作業が順調に進んで若干の余裕ができたので、お客様に靴のメンテナンスにお越しいただくよう積極的にご連絡をさせていただいています。 ただ、お客様にもお客様のご都合があって、なかなかお越しいただくのが難しい方もいらっしゃるようです。 靴のメンテナンスは、お客様が正しく靴を履いてくださっているかどうかを確認し、必要があればアドバイスをさせていただいており、 あくまでも良い状態で靴を履いていただくことが目的です。 ハンドソーンウェルテッドの靴に限らず、靴は最低でも中2日、できれば中3日以上空けて履いていただくことが基本で、 今日のような湿気が多い日に履いた時には、4日くらい休ませていただくのが理想です。 でも、何足も靴をお持ちの方でも、どうしてもオーダーメイドの靴の方が履きやすいなどの理由で、ついついそんなに空けずに履いてしまうという方もいらっしゃって、 時々靴を確認させていただくと、インソールの革が真っ黒(中敷きよりもインソールの色が濃い場合は注意信号です)になっていて、 そのうちウェルトを縫っている糸が切れてしまうということもありました。 靴をしっかりと休ませるのは、靴を永く良い状態で履いていただくために必要なことです。 ぜひ、守ってください。 また、私たちシューリパブリックの靴は、しっかりと靴ひもを締めて履いていただくことが前提の作りになっていて、 そのようにして履いていただくことで、スティフナー(カカトの芯)がカカトの形に合ってくるという変化が起こり、 靴が馴染んでいくに従って履きやすくなります。 靴ヒモも、慣れない方には面倒かもしれませんが、ぜひしっかりと締めて履いてください。   さて、そんな基本的なことは十分にわかっているけれど、なかなか靴を定期的にメンテナンスするのが面倒で・・・という方もいらっしゃるようで、 じつは私もあまりマメなほうではなく、できるだけ手をかけずに良い状態を保ちたいと思っています。 そのために、まずやっていただきたいメンテナンスが、履いたらブラッシングをするということです。 夜、帰宅したらさっとブラシをかける癖をつけていただくと良いですね。 そして、クリームなどのメンテナンスですが、基本的に月に一度くらいは革に栄養補給をしましょう。 こちら、デリケートクリームです。 デリケートクリームは、主に水分を補給するためのクリームでさっと薄く塗っていただけばOKです。 こんな感じで、布を使って塗ると良いでしょう。 このあと、布で全体にまんべんなく拭き取りながら塗ります。 ちょっと足りないくらいでもOK。 そうしたら、色のついた乳化性のクリームを塗ります。 クリームには、缶に入った油性のワックスと瓶に入った乳化性のクリームがあって、普段のメンテナンスには乳化性の方が適しています。 クリームの量は、片足につきコーヒー豆ひとつ分くらいが適量です。 ほんのちょっとで十分です。 黒い革の場合は、ブラシなどを使ってさっと全体にいきわたらせて、そのあとにブラッシングをします。 全体にいきわたらなくても、次回のメンテナンスでリカバーすればよいくらいに考えておいてください。 そして、数ヶ月に一度くらいはレザーローションなどを使ってこのクリームをキレイに落とします。 なぜ量は少なめで、時々クリームを落とさなくてはいけないのかと言いますと、クリームが革に染み込んでしまうと、そのクリームがそのうち古くなって硬化してしまい、 革と一緒にパリッと割れて亀裂の原因になってしまう可能性があるためです。 なので、クリームを沈着させないということが大切なのです。 そのほか、明るい茶色などクリームが浸みこみやすく変色しやすい革の場合は、 ちょっとしたテクニックがありまして、 いわゆる下地としてベージュなどの薄い色のクリームをスポンジなどでうっすらとまんべんなく塗り、 一度ブラッシングか布などで磨いて膜を作ってから、その上に本来使うべき色のクリームを塗ると、 部分的に染み込んだりしずらくなりますのでキレイに塗れます。 あとは、ブラッシングでキレイに仕上げてください。   このようなメンテナンスの話は結構定期的に書いているため、以前に同じような話を読んだことがあるという方もいらっしゃると思いますが、 ここ最近靴に興味をお持ちになったという方にたくさんお会いしたので、一部の方には繰り返しになってしまいますが、改めて書かせていただきました。 靴を永く愛用していただくためには、靴に無理をさせないこと、そして革を乾燥させないこと、この二つが大切です。 せっかくの大切な靴ですので、永く愛用してあげてください。 また、正しい取り扱いができれば靴は自然と永く良い状態を保ちますので、ぜひこのようなことを知っておいてください。 スウェードやオイルを含んだ革に関しては、取り扱い方が異なりますので、また改めて書きたいと思います。   ★★★お知らせ★★★ ①4月21日(土)には、大阪北堀江のRifare大阪店さんにて、恒例の「足の計測会&靴のオーダー会」のイベントを開催します。大阪近郊にお住いの方、ぜひいらしてください。 ②4月22日(日)には、神戸三宮のSUNさんにて、シューリパブリックのハンドソーンウェルテッドの靴のオーダー会を開催いたします。神戸近郊の皆様、ぜひお越しください。 どのイベントも、オーダーするしないにかかわらず、靴に興味があるとか、靴のフィッティングに問題を抱えているとか、とにかく作り手である私たちに質問を投げかけたり、相談したりということも大歓迎です。 もしかしたら一緒に問題を解決ということになるかもしれませんが、何かしらお役に立てるのではないかと思います。 おばあちゃんが、ご近所のおうちの縁側にお茶を飲みに行くような感覚で、ぜひお気軽にお越しください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ギブソンブーツ

今日ご紹介するお客様は、大阪府にお住いのディッパーさん(私がニックネームを付けさせていただきました)です。 遠方にお住いで工房へお越しいただくのが難しかったため、発送による納品となりました。 ディッパーさんは、これまでにも何足ものシューリパブリックの靴を履いてくださっています。 そして、今回完成したのがこちらのギブソンブーツです。 MAINE(メイン)という革を使って製作しました。 MAINEは、ELBAMATTなどを作っているイタリアのTEMPESTI社の製品で、今回使ったものはELBAMATTよりもだいぶ厚い2ミリというものですが、 実際に測ってみたらそれ以上あり、つま先のラスティングがちょっと大変でした。 さらに、革は厚くて硬いものなので、実際に履いていただいて馴染ませるのがちょっと大変かもとディッパーさんにお伝えしたところ、 「しっかりしてなかなか手強いと言っても、巷で言われる既製靴の血の滲む地獄の苦しみを経て馴染ませる(馴染んでいるのか疑問ですが)のとは違い、足に合ってる靴で少し固いかな…と思う程度なので、育てる楽しみがあります。」 というお返事をいただきました。 ブーツが到着した時には、 「実物はやはり、むちゃくちゃかっこいいですね!」 というご連絡をいただいていまして、とても気に入っていただけたようで私も非常に嬉しく思います。 今回のギブソンブーツは、ご注文の際にディッパーさんより、 「あまり履き口をフレアにしないでほしい。」 というご要望をいただいていましたので、ラインはこんな感じになっています。 こういうラインも格好良いですね。   じつはディッパーさんは、初めてお会いした時にはあるメーカーのブーツを履いていらっしゃって、 それが一番足に合っていると思ったので5足まとめて購入されたのだそうです。 そして、ご注文をいただいてまず1足履いていただいたら、そりゃ足に合わせて作るオーダーメイドですからピタリと足に合っているし、それに履きやすいしということで、 それまでに履いていらっしゃったブーツをすべて処分されたのだそうです(確か売ってしまったとおっしゃっていたような・・・)。 ディッパーさんのように、それまで一番足に合っていると思っていた靴が、シューリパブリックの靴を履いたらあまり合っていなかったことに気づいたというお客様が少なくなくて、 既製品で合うものに出逢うということがどんなに大変なことなのかを実感します。 そのブランドが好きというのであれば、それはそれで満足度が高いわけですが、 履きやすさを求めて購入したはずのものが、じつはあまり合っていなくて履き易くなかったというのは、良いことではありません。 機会があれば、ぜひ一度足に合う靴をオーダーして履いていただいて、今後の靴選びの参考にしていただきたいと思います。   私は、4月にはまた関西方面に行く予定ですので、ぜひその時にお会い出来たら嬉しいです。 お会いできるのであれば、靴の様子も見せてください。 ありがとうございました。 デザイン: ギブソンブーツ レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+サイズ調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド   ★★★お知らせ★★★ ①4月21日(土)には、大阪北堀江のRifare大阪店さんにて、恒例の「足の計測会&靴のオーダー会」のイベントを開催します。大阪近郊にお住いの方、ぜひいらしてください。 ②4月22日(日)には、神戸三宮のSUNさんにて、シューリパブリックのハンドソーンウェルテッドの靴のオーダー会を開催いたします。神戸近郊の皆様、ぜひお越しください。 どのイベントも、オーダーするしないにかかわらず、靴に興味があるとか、靴のフィッティングに問題を抱えているとか、とにかく作り手である私たちに質問を投げかけたり、相談したりということも大歓迎です。 もしかしたら一緒に問題を解決ということになるかもしれませんが、何かしらお役に立てるのではないかと思います。 おばあちゃんが、ご近所のおうちの縁側にお茶を飲みに行くような感覚で、ぜひお気軽にお越しください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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イベント

今日は、Rifareさんの自由が丘店にてイベント開催の日でした。 私が住む加須市から自由が丘のRifareさんまでは、だいたい片道2時間ほど。 遠いです。 少し早めに出発して、早めにリファーレさんに到着し、早々にセッティングをしてお客様がお越しになるのをお待ちしました。 リファーレ自由が丘店さんは、自由が丘の駅から歩いて5分くらいのところにあり、 じつは数年前にリファーレさんにお邪魔するまで私は自由が丘に行ったことがなくて、はじめて行ったときにはグーグルマップを頼りに行ったほどです。 今では、もっと近いルートを探したりしていますが、これだけ近いと新たなルートと言ってもなかなか難しいかもしれませんね。   今日は、お天気が良かったこともあってオープン早々からたくさんのお客様にお越しいただき、 もう足の計測しっぱなしでヘトヘトになってみたり、 お客様のTさんや、以前に工房に遊びに来てくださったIさんが来てくださって靴話で盛り上がり、 興味を持ってくださったお客様が靴をオーダーしてくださったりで、 なかなか充実した一日でした。 特に、私たちシューリパブリックのブログや、リファーレさんのブログをご覧になってわざわざ足の計測に来てくださる方や、 通りがかりで興味があって計測をしていってくださる方もいらっしゃって、 たくさんの方々に靴や足に関して関心を持っていただくという私の目的は、少しずつ達成に近づいています(ゴールはまだだいぶ先ですけど)。 ともあれ、今年から自由が丘店さんでのイベントを2回に増やしてみて、その1回目はなかなかの成果が出ていたように思います。 次回は9月2日の予定ですので、また近くなりましたらお知らせします。 そして、4月には大阪店さんと神戸三宮のSUNさんにてイベント開催です。 ぜひ、たくさんの方々に足の計測にお越しいただきたいと思います。 今日来てくださった皆様、そしてリファーレ自由が丘店の横山店長、大変お世話になりました。 次回もよろしくお願いします。   ★★★お知らせ★★★ ①4月21日(土)には、大阪北堀江のRifare大阪店さんにて、恒例の「足の計測会&靴のオーダー会」のイベントを開催します。大阪近郊にお住いの方、ぜひいらしてください。 ②4月22日(日)には、神戸三宮のSUNさんにて、シューリパブリックのハンドソーンウェルテッドの靴のオーダー会を開催いたします。神戸近郊の皆様、ぜひお越しください。 どのイベントも、オーダーするしないにかかわらず、靴に興味があるとか、靴のフィッティングに問題を抱えているとか、とにかく作り手である私たちに質問を投げかけたり、相談したりということも大歓迎です。 もしかしたら一緒に問題を解決ということになるかもしれませんが、何かしらお役に立てるのではないかと思います。 おばあちゃんが、ご近所のおうちの縁側にお茶を飲みに行くような感覚で、ぜひお気軽にお越しください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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計測

先日、長野市のIVY PRODUCTSさんにお邪魔した時に、同行したトンリョウの安達さんがハンドプレスをすごく推していて、 それが結構高いけれどあると便利とのことで、何気なしにネットで調べてみたら、小型のヤツならなんと1万円くらいで買えることがわかり、 先日もまたハンドプレスの便利さを説明してくれたので、買ってみました。 こちらです。 ハンドプレスはハトメなどを打つときの工具で、これまでは簡易的な打ち具を使っていました。 昨日このハンドプレスが届きましたが、台があったほうが使いやすそうだったのでその辺に転がっていた集成材を加工して取り付けました。 私は、こういうのはちゃんとしていないと気が済まない方で、集成材の板が一部直角に切れていなかったので切りなおしたりして、 結局なんだかんだで小一時間くらいこのカスタムにかかりましたが、とりあえず問題なく使えるようになって納得。 グラついたり、ガタガタと音がするのが嫌なので、足も付けました。 実際に使ってみると、これまで2分くらいかかっていたハトメうちの作業が半分くらいで済むようになって、 でもそれよりもハンマーで叩くときの「カコンカコン」という大きな音が出なくなって、買った甲斐がありました。 ハトメも、これまで以上にしっかりと潰れていることと思います。   さて、明日はRifareさんの自由が丘店で足の計測会&靴のオーダー会のイベントです。 自由が丘店さんでこの時期に開催するのは初めてなので、どんな感じになるか今から楽しみです。 そもそも、このイベントはとっても多くの方々がご自身の足のサイズや足の特徴をあまりご存じないことで、間違った靴のサイズ選びをされているケースがあまりにも多いことから、 これはいかんということでずっと続けています。 ある時、トリッカーズを買ってきたお客様がつま先にスチールを打ち付けてもらう作業の間に足を計測するということになり、 計測した結果、その靴のサイズが全然合っていなかったということがありました。 どのサイズを履くかはお客様の自由ですが、もし正しいサイズを知っていたら靴をもっと快適に履けたのに・・・というケースがあまりにも多く、 さらには足の特徴をご存じなくて、でもこの靴は履きやすいと巷で言われているからこの靴を履いているけど思ったほど履きやすくないというケースでは、 その方はそのモデルよりも違うラストの方がもっと履きやすいということもあったりして、 やっぱり足のサイズや特徴を理解しておくことはとっても大切だということがありました。 「ブログを見ました。」 と言っていただければ、計測費用は500円(税別)ですから、今後のためにもぜひチャレンジしてみてください。 一応私も仕事なので靴をお勧めしたりしますが、何が何でも買ってほしいということはありませんのでご心配なく。 そんなわけで、とにかくたくさんの方々に正しい靴選びをしていただけるように、 そして、もっと靴や足に対して関心を持っていただいて、靴の文化の底上げにつながることを望んでいます。 先日も子供靴の話でちょっと書きましたが、安くてダメな靴はたくさんあって、高くて良い靴もたくさんあって、 ですが稀に高くてもダメな靴もあったりするので、そういうものに引っかからないようにするために、ある程度の見極める目を持っていただきたいと思います。 足の計測は、こんなものを使って昔ながらのクラシカルな方法で計測させていただきます。 一度やってみると、これがなかなか面白いですよ。 明日は11時オープンですのでぜひ自由が丘へお越しください。 明日はこんな荷物で自由が丘へ向かいます。 最近お気に入りのマグナカートでコロコロ。   Rifare自由が丘店の情報は以下の通り 住所: 〒158-0083 東京都世田谷区 5丁目24−1 リベルテ・ドゥ1F 電話: 03-6421-1310 東急線自由が丘駅、もしくは奥沢駅から徒歩約5分ほどです   みなさまのお越しをお待ちしております。   ★★★お知らせ★★★ ①3月18日(日)には、自由が丘のRifare自由が丘店さんにて、恒例の「足の計測会&靴のオーダー会」のイベントを開催します。都内や神奈川県にお住いの方、ぜひいらしてください。 ②4月21日(土)には、大阪北堀江のRifare大阪店さんにて、恒例の「足の計測会&靴のオーダー会」のイベントを開催します。大阪近郊にお住いの方、ぜひいらしてください。 ③4月22日(日)には、神戸三宮のSUNさんにて、シューリパブリックのハンドソーンウェルテッドの靴のオーダー会を開催いたします。神戸近郊の皆様、ぜひお越しください。 どのイベントも、オーダーするしないにかかわらず、靴に興味があるとか、靴のフィッティングに問題を抱えているとか、とにかく作り手である私たちに質問を投げかけたり、相談したりということも大歓迎です。 もしかしたら一緒に問題を解決ということになるかもしれませんが、何かしらお役に立てるのではないかと思います。 おばあちゃんが、ご近所のおうちの縁側にお茶を飲みに行くような感覚で、ぜひお気軽にお越しください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ギブソンシューズ

今日ご紹介するお客様は、西日本にお住いのアトムさん(私がニックネームを付けさせていただきました)です。 ご注文いただいていた靴が完成いたしました。 アトムさんは、これまでに数足のシューリパブリックの靴を履いてくださっていて、昨年の11月にお久しぶりにお越しいただいて、 先月先行して納品させていただいたギリーシューズと、今回納品となりますギブソンシューズをご注文いただきました。 そのギブソンシューズがこちらです。 私が勝手にイメージするところでは、このような黒のギブソンシューズが最もお仕事の時にスーツに合わせて履いていただくのに適している靴だと思います。 もちろん黒のオックスフォードでも、ビシッとしていてお仕事に適しているのですが、なぜか私はギブソンシューズの方がお仕事っぽく感じます。 ともあれ、アトムさんはとても忙しく飛び回っていらっしゃる方で、それが理由でなかなか私たちの工房にもお越しいただけないのですが、 それでもシューリパブリックの靴をフル活用してくださっているので、非常に嬉しく思います。 前回お越しいただいた時には、少し前にあるイギリスの有名メーカーのグッドイヤーウェルテッドの靴を購入されたのだけれど、どうしても足が痛くてなんとかならないかというご相談も受けたことを思い出しました。 靴は、足に合っているか否かという点がもちろんとっても大切なのですが、それと同じくらいに靴自体の設計がちゃんとできているかということと、その設計通りに靴が作られているかということも、非常に大切な要素になります。 大方のイギリスの有名メーカーのものは、設計や作りに関しては問題ありませんが、今回のアトムさんのように足に合わないというケースもあります。 でも、じつは私たちシューリパブリックが作るようなハンドソーンウェルテッドのオーダーメイドの靴は、足に合わせることはもちろん、既製品ではとてもやっていられないような作り方で手間をかけて丁寧に製作しますので、 優しい履き心地で足が痛くなりにくいのです。 そんなこともあって、アトムさんが来てくださったのかもしれません。 ともあれ、先月完成したギリーシューズとともにお仕事で履ける靴がだいぶ充実してきましたので、上手にローテーションをして履きこなしてください。 到着まで、もう少々お待ちください。 今回も、ありがとうございました。   デザイン: ギブソンシューズ レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+サイズ調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド   ★★★お知らせ★★★ ①3月18日(日)には、自由が丘のRifare自由が丘店さんにて、恒例の「足の計測会&靴のオーダー会」のイベントを開催します。都内や神奈川県にお住いの方、ぜひいらしてください。 ②4月21日(土)には、大阪北堀江のRifare大阪店さんにて、恒例の「足の計測会&靴のオーダー会」のイベントを開催します。大阪近郊にお住いの方、ぜひいらしてください。 ③4月22日(日)には、神戸三宮のSUNさんにて、シューリパブリックのハンドソーンウェルテッドの靴のオーダー会を開催いたします。神戸近郊の皆様、ぜひお越しください。 どのイベントも、オーダーするしないにかかわらず、靴に興味があるとか、靴のフィッティングに問題を抱えているとか、とにかく作り手である私たちに質問を投げかけたり、相談したりということも大歓迎です。 もしかしたら一緒に問題を解決ということになるかもしれませんが、何かしらお役に立てるのではないかと思います。 おばあちゃんが、ご近所のおうちの縁側にお茶を飲みに行くような感覚で、ぜひお気軽にお越しください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ギブソンシューズ

今日ご紹介するお客様は、東京都にお住まいのTHさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしました。 残念ながら今回はご都合により発送による納品となりました。 今回完成したのは、細かい型押しの革を使ったちょっとオモシロイギブソンシューズです。 それが、こちら。 写真をよくご覧になるとお分かりになるかと思いますが、ステッチでウィングキャップやカウンターパートをデザインしてあります。 THさんは、毎回何となくこんなイメージという感じで、大まかなイメージを用意して来てくださるのですが、 今回は具体的にこういう感じという具体的な仕様をもってご注文頂きました。 なので、完成したときにはいつもよりもさらに楽しみとおっしゃっていました。 すでに結構たくさんの靴をご注文くださっていますが、THさんはくべての靴をちゃんとローテーションで履いてくださっているようで、 作りてとしてはとても嬉しいことです。 ご都合が良いときに、また遊びにいらしてください。 ありがとうございました。 靴のスペック デザイン: ギブソンシューズ レザー: キップ(型押し) ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRC+サイズ調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド   ★★★お知らせ★★★ ①3月18日(日)には、自由が丘のRifare自由が丘店さんにて、恒例の「足の計測会&靴のオーダー会」のイベントを開催します。都内や神奈川県にお住いの方、ぜひいらしてください。 ②4月21日(土)には、大阪北堀江のRifare大阪店さんにて、恒例の「足の計測会&靴のオーダー会」のイベントを開催します。大阪近郊にお住いの方、ぜひいらしてください。 ③4月22日(日)には、神戸三宮のSUNさんにて、シューリパブリックのハンドソーンウェルテッドの靴のオーダー会を開催いたします。神戸近郊の皆様、ぜひお越しください。 どのイベントも、オーダーするしないにかかわらず、靴に興味があるとか、靴のフィッティングに問題を抱えているとか、とにかく作り手である私たちに質問を投げかけたり、相談したりということも大歓迎です。 もしかしたら一緒に問題を解決ということになるかもしれませんが、何かしらお役に立てるのではないかと思います。 おばあちゃんが、ご近所のおうちの縁側にお茶を飲みに行くような感覚で、ぜひお気軽にお越しください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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子供靴の話

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

子供靴

ウチの娘は今小学4年生で、この4月から5年生になります。 これくらいになると、みるみる成長していくのですが、誰かが気にかけてあげないといけないのが子供の靴のサイズです。 今日の夕方に家族で買い物に行った時に娘が・・・、 「靴がきついからちょっと見て。」 というので見てみたら、これはいけないというくらいに靴がきつくなっていました。 ちょっと前に見たときはまだ大丈夫だったのに、本当にあっという間に成長します。 なので、出たついでに1足買ってきました。 写真右のアディダスが、今日買ってきたものです。 写真左のプーマは、以前にネットで値引きされていたものをたまたま見つけて買っておいたもので、 このプーマは、娘が以前から履いていてかなり気に入っているモデルなので、予め大きいサイズのものを買っておいたのです。 そのほかに、これまで履いているモノの中でラストの形状の関係でサイズはハーフサイズ小さいけれどまだ履けるものが1足あり、 明日からは新しい靴2足を含めた3足体制で臨むことになります。   ところで、子供靴のサイズはどのように選んだらよいのかということがイマイチ判断しにくいところですが、 靴のインソールが外せるものでしたらそれを外してみて、その上に足を乗せたときにつま先に1センチくらい余裕があるものが良いと言われています。 この1センチというのは、靴を新たに買う際のつま先の余裕(捨て寸と言います)であり、捨て寸が1センチよりも小さくなったら買い替えるということではありません。 あくまでも、足が成長することを考えてのことで、 買い替えるのは、私の場合はインソールで確認する際の捨て寸が6ミリくらいになった時を目安にしています。 ちなみに、ウチの娘の靴の捨て寸を測ってみたら、左側の水色のインソールではほとんどありませんでした。 捨て寸に関していうと、写真のように履いた靴の場合、ある程度の形跡が残りますので、今どれくらいだということも確認することができます。 履いた状態で確認することもできるのですが、ここが深いところで、子供の場合靴ヒモやベルクロをしっかりと締めていなかったり、もしくは靴の形状がちゃんと足に合っていなかったりして、 捨て寸はそこそこあるのに歩いたり走ったりすると、足が靴の中で前にズレてしまうこともあるのです。 なので、インソールを確認することも思いのほか重要なのです。   では、なぜ捨て寸があるのかということですが、人は歩く際にジョイントの部分で屈曲します。 その際に、靴のカカト側はしっかりとホールドされていますが、屈曲点から前側は数ミリほど前にズレます。 家の中で何も履かずに足を屈曲させても前にズレませんが、例えばつま先だけ開いた靴などを履いて屈曲させる実験をしてみるとよくわかります。 なので、人が靴を履いて歩くと、つま先は少し前にズレて、その際に靴の内側につま先がぶつかってしまうと指先や爪を痛めてしまいます。 そのため、靴には捨て寸が存在するのです。   ところで、今日娘の靴を探しているときに思ったのが、子供靴ってけっこういい値段するということ。 大人のスニーカーだってもっといい値段します。 靴の仕事をしていると、これまでの経験でいろいろと扱ってきているので工場からの出荷の価格がわかるため、さすがにこの値段を出すのはちょっと・・・と思ってしまうこともあります。 でも、だからと言って極端に安い靴はあまり勧められるようなものではないこともあります。 原価で言えば、ほんの数ドルくらいの違いでしょうけれど、名の通ったメーカーやブランドのものと、全く聞いたことのないブランドのものでは、全く作りが違います。 使っているウレタンの素材や、内部の作りや素材、さらには(これがとても大切なのですが)靴の基本設計が全く違うのです。 高くて良いのは当たり前ですが、そこそこの価格で良いものを選んであげたいものです。 あくまでも個人的な判断になりますが、一般的な子供靴では瞬足やバネのチカラはなかなか良く考えられているので、足の形に合うものを選んであげればよいかと思います。 今日も某量販チェーン店で瞬足がカゴに入って1,890円という価格で売られていて、型落ちだとは思いますがそのモデルが気に入ったなら良いのではないかと思いました。   そして、この写真のインソールはあまり良くないモノの例です。 ウレタンが完全に劣化していますし、靴の内部の作りやソールの素材もあまり良いとは思えませんでした。 緊急で室内履きが必要だったため、ネット通販で2,000円くらいで買ったのですが、いわゆるノーブランド商品で見た目は良かったけれどちょっと・・・という感じです。   それから、もしかしたらそれはとても贅沢な話だと感じられるかもしれませんが、上の方でも書いた通り私は娘には靴を3足体制で交代で履かせるようにしています。 あまり親の言うことを聞かないこともありますが、1足だけとなると衛生面や靴の耐久性の面で非常に良くありません。 毎日同じ靴を履いていると、靴がみるみる劣化していきますし、その劣化に合わせて足の形状が歪んでしまう可能性もあります。 そういう点からも、できれば違うモデルの靴を3足体制で履くようにするのが良いのではないかと思います。   お子さんがいらっしゃるに方は、少しでも参考になればと思います。   ★★★お知らせ★★★ ①3月18日(日)には、自由が丘のRifare自由が丘店さんにて、恒例の「足の計測会&靴のオーダー会」のイベントを開催します。都内や神奈川県にお住いの方、ぜひいらしてください。 ②4月21日(土)には、大阪北堀江のRifare大阪店さんにて、恒例の「足の計測会&靴のオーダー会」のイベントを開催します。大阪近郊にお住いの方、ぜひいらしてください。 ③4月22日(日)には、神戸三宮のSUNさんにて、シューリパブリックのハンドソーンウェルテッドの靴のオーダー会を開催いたします。神戸近郊の皆様、ぜひお越しください。 どのイベントも、オーダーするしないにかかわらず、靴に興味があるとか、靴のフィッティングに問題を抱えているとか、とにかく作り手である私たちに質問を投げかけたり、相談したりということも大歓迎です。 もしかしたら一緒に問題を解決ということになるかもしれませんが、何かしらお役に立てるのではないかと思います。 おばあちゃんが、ご近所のおうちの縁側にお茶を飲みに行くような感覚で、ぜひお気軽にお越しください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ギブソンブーツ

今日のお客様は、埼玉県にお住いのMSさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 MSさんとはもうとても永いお付き合いで、うかがったところ今回の靴が9足目になるそうです。 ありがとございます。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、黒のキップのギブソンブーツです。 この革、覚えている方もいらっしゃるかと思いますが、MASONIというタンナーのモノで1枚だけ入荷したものです。 キメが細かくてとてもきれいな仕上がりです。 履いていただいたご感想は・・・、 「見た目よりも革が柔らかく感じて、ソールはセミダブル仕様だけれどソールがノーマル仕様なので結構早く馴染みそうです。」 とのことでした。 また、MSさんはリッヂウェイソールを大変気に入ってくださっていて、最近のものはすべてリッヂウェイです。 ダイナイトと比べて、タッチが柔らかくて良いのだそうです。 これまでにたくさん履いてくださっているので、ちょっとした仕様の違いもズバリ当ててくださって、 私としてもMSさんのご感想をうかがうのがとても楽しいです。 MSさんは、どの靴もローテーションでお仕事に履いて行かれているそうで、 このギブソンブーツもその仲間入りの予定のようです。 ぜひまたしばらくお履きいただいたら、靴のご感想をお知らせください。 今日はありがとうございました。   靴のスペック デザイン: ギブソンブーツ レザー: キップ ソール: リッヂウェイソール ラスト: マイサイズラスト(SRE+サイズ調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド   ★★★お知らせ★★★ ①3月18日(日)には、自由が丘のRifare自由が丘店さんにて、恒例の「足の計測会&靴のオーダー会」のイベントを開催します。都内や神奈川県にお住いの方、ぜひいらしてください。 ②4月21日(土)には、大阪北堀江のRifare大阪店さんにて、恒例の「足の計測会&靴のオーダー会」のイベントを開催します。大阪近郊にお住いの方、ぜひいらしてください。 ③4月22日(日)には、神戸三宮のSUNさんにて、シューリパブリックのハンドソーンウェルテッドの靴のオーダー会を開催いたします。神戸近郊の皆様、ぜひお越しください。 どのイベントも、オーダーするしないにかかわらず、靴に興味があるとか、靴のフィッティングに問題を抱えているとか、とにかく作り手である私たちに質問を投げかけたり、相談したりということも大歓迎です。 もしかしたら一緒に問題を解決ということになるかもしれませんが、何かしらお役に立てるのではないかと思います。 おばあちゃんが、ご近所のおうちの縁側にお茶を飲みに行くような感覚で、ぜひお気軽にお越しください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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カーフ

余談ですが、あの大人気の革・Russoの「Windsor」がまだあと1足分だけございます。 今日、最後のお客様の分を裁断したところ、かなり余裕をもって1足分以上残りました。 もし、この革で靴を製作ご希望の方がいらっしゃいましたら、メールにてお取り置き希望のご連絡をください。 1足分のみですので、最も早くご連絡いただいた方のみとなります。 すみません。 ご了承ください。   さて、3月の2つ目のイベントが、今週末の3月18日(日)にあります。 Rifare自由が丘店さんにて、約半年ぶりの開催になります。 去る3月3日(土)と4日(日)には、長野市のIVY PRODUCTSさんにお邪魔して、たくさんの方々の足を計測させていただき、 足に関するご質問にお答えしたり、お客様の足の特徴をお伝えしたり、また気に入っていただいた方には靴をご注文していただいたりして、 殆どのお客様が初めてお会いする方、もしくは先月お邪魔した時にお会いした方でしたが、 とっても好意的に迎えてくださって、私も大変楽しく過ごすことができました。 今週末の自由が丘店さんでのイベントは、スケジュールの都合で今回も1日だけになりますが、たくさんの方々の足を計測させていただきたいと思っています。 イベント告知のブログでは、毎回同じようなことをお伝えしていますが、たぶんほとんどの方が足の計測という経験がないのではないでしょうか。 実際に計測してみると、全く思ってもいなかったような結果が出ることもあります。 足の幅が広いと思っていた方が、じつは幅は狭くてアーチが高いだけだったりして、じつは華奢な足でカカトのホールドが甘いのはカカトが小さいことが理由だったとか、 幅が広いから幅広の靴を選んで履いていたが、じつはそのタイプの足はもう少しタイトな靴を選んだ方が歩きやすいとか、 そもそものサイズ選びが間違っているとか、 とにかくもっと快適に靴を履いていただくきっかけになるはずです。 正直なところ、靴を気に入ってオーダーしてくださることはとっても嬉しいですけれど、 足を計測することに関しては、私がずっと前からやっている「靴や足に関心を持っていただく」ということの一環として見ていますので、 オーダーしていただく必要は全くありません。 なので、お気軽にお越しいただければと思います。   一方、靴には困っていて既製品の靴を探して歩くのは時間もお金ももったいないのでオーダーしたいというお客様には、 このイベントに向けてこちらの革をリファーレ自由が丘店さん用として3足分確保させていただきました。 黒のカーフです。 一般的にカーフというとキメが細かくてとってもキレイな反面、革の厚さがやや薄くて華奢であることが多いのですが、 今回のこちらの革は十分な厚さもあって、カーフの良い面はそのままに、足りない面をうまく克服している理想的な革なのです。 こちらの革を、このイベント用に3足分確保させていただきました。 雰囲気的には、ビジネスシューズに向いている革で、オックスフォードをビシッと作るのもよし、 チャッカブーツなどをこぎれいに作るのも良いでしょう。 ぜひこの革で作りたいという方は、リファーレ自由が丘店さんにご連絡頂ければお取り置きも可能です。 ただ、3足分だけですのでお早めにご連絡ください。 革の裏側もこんな感じでとってもキレイですので、裏までキレイということは十分に生地がしっかりしていることを意味します。   Rifare自由が丘店さんの情報は、以下の通りです。 所在地: 〒158-0083 東京都世田谷区 5丁目24−1 リベルテ・ドゥ1F 電話: 03-6421-1310 営業時間: 11時~20時(水曜日定休) シューリパブリックのイベントは、3月18日(日)に開催予定です。   今回も、サンプル靴と足の計測の準備をして、みなさまのお越しをお待ちしております。 サンプルの靴は、実際にお手にとってご覧いただけるほか、サイズが合えばお試しいただくことも可能です。   ★★★お知らせ★★★ ①3月18日(日)には、自由が丘のRifare自由が丘店さんにて、恒例の「足の計測会&靴のオーダー会」のイベントを開催します。都内や神奈川県にお住いの方、ぜひいらしてください。 ②4月21日(土)には、大阪北堀江のRifare大阪店さんにて、恒例の「足の計測会&靴のオーダー会」のイベントを開催します。大阪近郊にお住いの方、ぜひいらしてください。 ③4月22日(日)には、神戸三宮のSUNさんにて、シューリパブリックのハンドソーンウェルテッドの靴のオーダー会を開催いたします。神戸近郊の皆様、ぜひお越しください。 どのイベントも、オーダーするしないにかかわらず、靴に興味があるとか、靴のフィッティングに問題を抱えているとか、とにかく作り手である私たちに質問を投げかけたり、相談したりということも大歓迎です。 もしかしたら一緒に問題を解決ということになるかもしれませんが、何かしらお役に立てるのではないかと思います。 おばあちゃんが、ご近所のおうちの縁側にお茶を飲みに行くような感覚で、ぜひお気軽にお越しください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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