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革を改めてご紹介

カテゴリー: Leather:革入荷情報


もうすぐ新たに革が入荷する予定ですが、その前にこの革をご紹介させていただきたいと思います。

TEMPESTI社のMAINE(メイン)という革です。

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TEMPESTIは、タンニンなめしの革を良い雰囲気に仕上げることで定評があるタンナーで、このMAINEも然りの革です。

入荷したのは、このネイビーのほかに茶系とグレー系のモノがありますが、私の今の気分ではこちらのネイビーがお勧めです。

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革の雰囲気はカジュアル的な仕上がりですが、例えば男性ならジャケットにチノパンとか、ジャケットにデニムというスタイルに合わせていただくと、この革の良さが出せるのではないでしょうか。

そういうカジュアルって、なかなか説明が難しいですよね。

一般的にカジュアルというと、アメリカのレッドウィングのアイリッシュセッターや、ワーク系のブーツにちょっとワイルドな雰囲気のデニムのパンツというスタイルをイメージされる方もいらっしゃるかもしれませんが

ブリティッシュのカジュアルでは、ツイードのジャケットを着てウールのパンツを履いているようなスタイルもあるのです。

まぁ、そんな型にハマったスタイルばかりではなく、実際に履く方がお好きな雰囲気で合わせていただければ良いので、細かく限定する必要はないと思います。

私がこの革を使った靴でイメージしているのは、大人の男性がウールのコートを着て、もしくはダウンジャケットを着て、落ち着いたカジュアルの雰囲気で履くような靴です。

あくまでも私のイメージですので、それにこだわる必要はありません。

とにかく、ちょっと上品な雰囲気であまり堅くなり過ぎず、それでいて革自体はとてもしっかりしているモノなので、大人のカジュアルの靴として1足持っているといろいろと使えるのではないかと思っています。

そんな靴のデザインは、やっぱりブーツをお勧めしたいです。

ギブソンブーツやチャッカブーツがこの革の雰囲気に合いそうです。

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仕上がりはキレイな革ですが、決して繊細な革ではなく、良い感じにリラックスして履けるようなタイプです。

そして、厚みは結構厚くて約2ミリほど。

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何となくイメージしていただけましたでしょうか?

履き込むごとにオイルを塗り込んで、良い感じの成長が期待できる革です。

比較的若い牛の革ですので、あまりザックリしたシワではなくキレイなシワが入りそうな感じです。

入荷は2枚で、6足分です。

すでにこの革を検討されていらっしゃる方もいるので、気に入っていただけた方はぜひ一度実物をご覧になってみてください。

 

お知らせ

①12月9日(土)と10日(日)には、Rifare大阪店さんにて恒例のイベントを開催いたします。足の計測もおこないますので、靴のフィッティングなどに関して詳しく知っておきたいという方は、ぜひこの機会にお越しください。シューリパブリックのハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴のご注文も承ります。

②2018年1月より、工房でご注文いただく靴の価格を見直しさせていただく予定で、現在の94,000円(税抜)から95,000円(税抜)に変更させていただきます。

③只今、ダイナイトのトップピース(カカト)をお手ごろな価格で交換するプランを実施中です。詳しくは、11月22日の記事をご覧ください。

 

シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。

スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは mail info@shoe-republic.com です。

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