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ウェルトの違い

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話


余談ですが、先日YouTubeでイチローさんと稲葉篤紀さんの対談を観ました。

リンクしておきます。

皆それぞれ好き嫌いはあるかもしれませんが、私はイチローさんも稲葉さんも大好きで、この番組では非常に心に刺さる話をしていました。

稲葉さんの人柄や、イチローさんの考え方って、本当に素晴らしいです。

特に私が印象に残ったのは、最近の対談では世の中的にこれがストライク的な話に持って行きがちなのに、イチローさんは自らの考えをズバッと放ち、それを稲葉さんがしっかりと受け止めているというところです。

インタビュアーが稲葉さんだったからこそイチローさんもそこまで話せたのでしょう。

もし、お時間があったらちょっと長いですがご覧になってみてください。

 

さて、私たちシューリパブリックでは、平ウェルトとLストームウェルトの2種類を用意していることは、以前にお伝えしました。

ウェルト

手前側のスウェードの靴のウェルトが平ウェルトで、奥側のギリーの靴のウェルトがLストームです。

そもそもは、Lストームはカジュアル色が強いのに対し、平ウェルトは比べると落ち着いた上品な印象になります。

じつは、これらのウェルトの違いはそんな雰囲気だけではなく、さらにもっと他にもあるのです。

それは・・・、

ウェルト

パッと見たときのラストの印象です。

この2つの靴はどちらもSRCというラストを使用して製作していますが、Lストームのギリーシューズの方が高さが低く見えませんか?

これは、ウェルトによってインソールのリブの位置が違うこと、ウェルトそのものの形状や厚さが違うことなどのために、このようにLストームのウェルトの方が低く見えるのです。

となると、ラストとウェルとの相性というのもありまして、

例えばつま先が低くなる#SRDのようなスラントノーズのラストでは、つま先がウェルトに埋もれてしまうという理由から、Lストームのウェルトとの相性があまり良くなく、

#SRDラストでLストームをご希望されるような場合には、ちょっと厚めのインソールを使うなどして不格好に見えないように工夫をしています。

 

靴は、上から見たときの形のみでなく、横から見たとき、もしくは斜め上から見たときのシルエットもとても大切ですので、ウェルト選びはこれらの要素を考慮したうえでお選びいただけると良いでしょう。

ウェルト

 

お知らせ

【 お知らせ 1 】

11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。
日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。
詳細はコチラをご覧ください。

 

【 お知らせ 2 】

9月3日(日)に、自由が丘のRifare自由が丘店さんにおいて、恒例の足の計測会&靴のオーダー会のイベントを開催します。

 

【 お知らせ 3 】

9月30日(土)と10月1日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、靴のオーダー会のイベントを開催いたします。
なかなか埼玉のシューリパブリックの工房までお越しいただくのが難しい方、オーダーのチャンスです。
どんな靴を作っているのか、見にいらしていただくのも大歓迎です。

 

【 お知らせ 4 】

雨の日&出張用の靴は、只今ご注文を承っています。
こちらをご参照ください。
今年は茶系のギブソンシューズです。
受け付けは9月18日(祝)までの予定ですが、革がなくなり次第終了となります。
ご希望の方は、お早めにご連絡ください。

 

シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。

スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは mail info@shoe-republic.com です。

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