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靴のメンテナンスのキーポイント

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話


オーダーメイドの靴は、足にフィットして快適に歩けるというメリットと、高品質の材料を使って丈夫に作ってあるので永く愛用していただけるというメリットがあります。

ただし、これは正しい取り扱いをしているという前提があっての話で、誤った取り扱いや乱雑な取り扱いではせっかく丈夫に作ってある靴でも、本来のスペックを発揮することができません。

きっと誰もが永く履きたいと思っていただいているはずなのに、時々気になるケースを目にすることもあります。

そのひとつが、革のメンテナンス。

革は、しっかりとメンテナンスをすれば、かなり永いこと良い状態を保つことができます。

なので、たくさん栄養を補給して・・・

というのは、実は革にとってダメージになってしまうこともあるのです。

ギブソンブーツ

こちらは、私が普段履いているギブソンブーツです。

どちらかと言えば、ちょっと手入れが足りないくらいですが、やり過ぎよりは良いと思っています。

皆さんがお持ちの革靴において、ちょっと見ていただきたいところがあります。

それは、

ギブソンブーツ

いわゆる履きジワの部分。

このシワの部分をピンと伸ばしていただいた時、小さな亀裂は入っていませんか?

気にしていないと突然亀裂が入っていてびっくりということになりますから、普段から気を付けてみてあげてください。

この部分の亀裂の原因は、革が乾燥しているというケースと、靴クリームを塗り過ぎて革の表面が硬化しているというケースが考えられます。

もしまだ亀裂が入っていなくても、これはいつも気を付けていただきたいとこです。

革の乾燥は大敵であるのは皆さんご存知だと思いますが、

靴クリームを塗り過ぎていても、革の表面が硬化して亀裂が入ることがあります。

やり過ぎはダメ、やらなすぎもダメ、ちょっと難しいですね。

じゃ、どれくらいに保てばよいのかということですが、それはプロに相談していただくのがベストです。

私たちの工房へ点検にお持ちいただくのも良し、リファーレさんのようなちゃんとした技術をお持ちの修理屋さんに持って行ってメンテナンスをしていただくのも良し。

大切な靴ですから、初めはプロの意見を聞きながら間違わないように育ててあげてください。

 

お知らせ

【お知らせ1】 次回のRifare大阪店さんでの計測会&オーダー会のイベントは、4月15日(土)に開催です。 
        Rifare大阪店: 大阪市西区北堀江1-17-11

【お知らせ2】 4月16日(日)には、神戸三宮のSUNさんへお伺いします。神戸周辺にお住まいのみなさま、ぜひお越しください。 
        SUN: 神戸市中央区北長狭通2-5-5 2F

【お知らせ3】 3月31日(金)〜4月1日(日)に開催される、コージ製靴新潟工場さんのファミリーセールに出品することになりました。今回は、ちょっと厚めの革でチャッカブーツを作って出品する予定です。 
        コージ製靴新潟工場: 新潟市西区鳥原新田370-1

【お知らせ4】 4月8日(土)には、Rifare恵比寿店さんにて恒例の計測回&オーダー会のイベントを開催します。 
        Rifare恵比寿店: 渋谷区恵比寿南2-7-1

 

シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。

スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは mail info@shoe-republic.com です。

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