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ラストの調整

カテゴリー: @ Work:アットワーク


今週末から神戸のSUNさんにてイベントのため、出張前は少々ゆとりを持ったスケジュールで作業をしています。

今日はご注文いただいたお客様のラスト(木型)の調整の作業です。

ラストの調整

調整と言っても、ラストの調整は結構ガツガツ行きます。

その前に、私たちシューリパブリックのシステムは、お客様が靴のオーダーをされる際には、必ず1つ以上のラストをご注文いただきます。

シューリパブリックでは、現在はつま先の形の違うラストを5モデル用意しておりまして、その中からお客様にご希望のモノをお選びいただき、

お客様の足を計測したうえで比較的近い長さ&幅のものを木型屋さんに発注し、

それが出来上がってきたら、上の写真のような要領でお客様の足に合わせてラストを削ったり、場合によっては肉付けしたりします。

これをラストの調整と呼んでいます。

お店によっては、削りはダメというところもあるようですが、私たちシューリパブリックはお客様専用のラストを用意しますので、必要に応じて削ります。

写真では金属のやすりで削っていますが、このお客様の場合は甲の部分をまわしで8ミリくらい削らなくてはいけないので、この作業の前にグラインダーでガツンと削りました。

上の写真は、そのあとの微調整の様子です。

 

このラスト調整は、ラスティングやウェルティングと同様に履き心地に直結する部分なので、結構シビアな作業が要求されます。

例えば同じような形状で同じような計測結果の方がいらっしゃったとしても、その体質によってラストの数値や形状は変える必要があります。

前にも書いたことがありますが、最近は皆さん子供のころからスニーカーを履いているせいか、足の前の方が薄い方が多く、

ラスト調整

この辺りをかなり削らなくてはいけません。

 

これまでこの仕事を10年以上続けてきて思うのは、既製品の靴に合う方はほとんどいないということ。

合っていると思っている方でも、実際に計測してみると全然合っていなかったりすることもしばしば。

なので、しっかりと調整されたラストで作った靴を一度履いてみると、

「全然違うじゃん!」

ということになるのです。

せっかくご注文してくださったお客様に、そう思っていただけるようラストの調整は数値と勘をフル活用して、妥協なく仕上げていきます。

 

 

お知らせ

【 お知らせ 1 】

11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。
日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。
詳細はコチラをご覧ください。

 

【 お知らせ 2 】

9月30日(土)と10月1日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、靴のオーダー会のイベントを開催いたします。
なかなか埼玉のシューリパブリックの工房までお越しいただくのが難しい方、オーダーのチャンスです。
どんな靴を作っているのか、見にいらしていただくのも大歓迎です。

 

シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。

スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは mail info@shoe-republic.com です。


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