一昨日にお知らせしましたとおり、ほぼ入荷は絶望的と思っていたチャールズFステッド社のKUDUの革が奇跡的に入荷しました。 本当に革屋さんに感謝です。 そして、今回入荷した3色のうち、私が詳しくご紹介したサンドベージュが思いのほか人気で、私の一押しのスモーキーグレーはそこまでの人気ではないという状況です。 まぁ、皆さんそれぞれ好みというのもありますし、今回はたまたまほしいと思っていた色がサンドベージュだったという方もいらっしゃるかもしれませんので、それはそれで良しとしましょう。 ただ、このスモーキーグレーが本当に格好良い雰囲気なので、ぜひこれは皆さんにしっかりと見ていただきたいと思っていたところ、さらにお客様からスモーキーグレーをもう少し良く見せてほしいというご連絡があり、それならばということで本日改めてご紹介させていただきます。 この感じは先日の写真とほぼ同じになります。 背筋の部分にやや深めのシワが入っていますが、靴の裁断においては通常は背筋をまたいでパーツをとることはなく、確かにこの場合は深めのシワが入ることはあるかもしれませんが、その場合はパーツの端っこの方になるかと思います。 ただ、背筋以外にも深めのシワがあり、それは雰囲気だしでどこかに入れるということはあります。 色と質感はこんな感じになります。 グレーと言っても、実物はこれよりも若干ですが濃くなっていて、その名の通りスモーキーグレーというのがピッタリな色です。 この個体はシワが多くて、こういう雰囲気がお好みの方にはもう最高の出来なのではないでしょうか。 なので、シワの入り方はそのままといったところです。 じつは、このスモーキーグレーは今回は2枚入荷していまして、こちらが2枚目の方です(どっちが1枚目ということもないのですが・・・)。 こちらは、先ほどの1枚目と比べると若干シワは弱めで、また違った雰囲気の靴になりそうですね。 いやぁ、これって本当に悩みますよね。 シボが強めの革でフルブローグのブーツを作って、こちらのシボが弱めの革ではプレーンのチャッカブーツを作りたいというのが私の個人的な希望です。 ちなみに、革の裏側はこんな感じでとってもキレイです。 このまま裏側を使ってスウェードということにしても良さそうなくらいとってもキレイです。 革の裏側がキレイな生地は、元々の厚さがそれだけ厚くて生地がしっかりしていて良いものということの表れなので、この革のように2.5㎜も厚さがあってこんなに裏がキレイということは、かなりミラクルだと思います。 ちなみに、この革を作ったチャールズFステッドという会社はイギリスの有名なタンナーさんで、特にスウェードなどの起毛の素材を得意としている会社です。 もしかしたらと思って、KUDUの革をもう少し買えないかと調べてみたのですが、革屋さんが行っていたとおりKUDUの生地そのものの入手がもうできなくなってしまっているようで、私が調べた限りではすべて売り切れでした。 チャールズFステッドのKUDUの革って、しっかりしているのに当たりが柔らかくて、言い過ぎかもしれませんが嫌いでなければ非の打ち所がない素晴らしい革です。 ウチの家内も欲しいと言っていましたし、正直私も欲しいです。 私だったら、迷わずフルブローグのブーツですね。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む昨日ご紹介したKUDUの革は、皆さんとっても興味をお持ちのようで、もうすでに完売してしまった色もあります。 この機会にKUDUの革で作ってみたいという方は、お早めにご連絡ください。 さて、今日はそのKUDUと一緒に入荷したこちらの革をご紹介します。 黒のヌバックです。 ちなみに、スウェードとヌバックの違いですが、スウェードは革の2層目の生地であったり、もしくは1層目の裏側であったりしますが、内部の層の部分を起毛させた素材です。 それに対してヌバックは1層目の表、つまりギン面を起毛させた素材になります。 そんなヌバックですが、最近はあまり見かけることがなく、ちょっと珍しかったので購入してみました。 色は、本当に真っ黒で、漆黒と言っても良いくらいの黒です。 防水処理を施してあり、使い方によってはとっても使いやすい靴になるかもしれません。 革はどちらかというと柔らかめで、プレーンの靴にはちょっと難しいかもしれませんが、逆に硬い靴が苦手という方には適していると思います。 私が考えているイメージでは、コンビのフルブローグなどを作る際に、ヴァンプ(甲の部分のパーツ)に使うと屈曲の際に柔らかくしなやかに曲がるので柔らかい履き心地の靴になるとか、もしくはこのヌバックだけでフルブローグやセミブローグを作ると、派手なデザインなのにその派手さが表に出ないイイ感じに控えめな靴になるなど、このヌバックの素材の特性を生かしていろいろと活用できそうです。 革の厚みは1.4㎜。 厚さは問題ナシ。 先ほども書きましたが、防水加工が施された革なので、突然の雨でもさほど心配は要りません。 ちょっとおもしろい革なので、使い方はあなた次第。 かつて、黒のスムースと黒のヌバックのコンビの靴を考えたことがあるのですが、同色異素材のコンビもなかなかステキです。 おもしろいアイディアが思いついて、ぜひこの革で作ってみたいという方、ご連絡お待ちしています。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む先日、いつもお世話になっている革屋さんの営業さんから電話があり、KUDUの革が出てきたが買いませんかとのことでした。 聞くところによると、何らかの事情でもうKUDUの革を作ることができなくなっているそうで、それならもう最後のKUDUになるかもしれないと思い、迷わずに購入し、今日届きました。 ちなみに、こちらはチャールズFステッドの KUDU WAXY というものです。 前回は確かWAXY KUDU と書いてあったような気がしますが、いずれにしてもチャールズFステッドの製品であることは間違いないようです。 そして今回入荷したものがこちら。 3色入荷したうちのひとつ目である「サンドベージュ」です。 見ていただいてお分かりになるかと思いますが、ところところに穴が空いていて、それがなければ2足分はとれたかもしれないのですが、これだと確実なところでは1足分ですね。 あとは、コンビなどで使う場合に部分使いとして使えます。 色味は、だいたい実物通りに出ているのではないかと思っています。 何度かホワイトバランスを調整して、ほぼほぼ実物に近い色にしました。 KUDUの特徴でもあるこのシミも、なかなかイイ感じに入っています。 一応シワの入り方を確認しているのですが、シワはほとんど目立たず。 穴のほかにちょっと深めのシワがありますが、元々この部分は靴では使わないので問題ナシ。 革の厚さは、なんと2.5㎜もありました。 確かにふっくらしていると思っていましたが、これほど厚いとは思いませんでした。 KUDUの革は、厚さがあっても比較的しなやかで、それでいてしっかりと足をホールドしてくれるので、履き心地や安心感を求めるのであればとってもおススメです。 そして、その安心感はこの厚さがあってこそなのです。 2色目は、「フォレストグリーン」です。 以前に入荷したグリーンとは色味が異なり、まさに深い森の緑というその名の通りの色合いです。 この革も、基本的に先ほどのサンドベージュと同じなのですが、こちらのグリーンの方がやや小さく、 こんな感じで結構深いシワがあるため、こちらは完全に1足分です。 色はとってもキレイですよね。 緑好きにはたまらない色です。 そしてこちらも厚さは2.5㎜。 3色目は、「スモーキーグレー」です。 その名の通りスモーキーなグレーです。 この革に関しては個性的なシワが入っているので、この部分は靴に使いたいと思っています。 こういうのって、やっぱり革の味が出ているからこそ格好良いという素材なので、この部分はぜひ使いたいですね。 こちらも厚さは同じく2.5㎜になります。 このスモーキーグレーのみ2枚入荷しましたので、これなら3足分はとれるのではないかと思います。 これらの革を使って靴を作りたいという方、お早めにご連絡ください。 お取り置きは1か月とさせていただきます。 関西方面にお住いの方は、次回神戸のSUNさんにうかがう予定がまだ決まっていないので、ご相談ついでにご連絡ください。 ちなみに、私が個人的に欲しいのは、スモーキーグレーです。 かなりやばいです。 グレーのフルブローグブーツ、格好良さそうです。 現時点の残は・・・、 サンドベージュ: 完売 フォレストグリーン: 完売 スモーキーグレー: 残1足 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む余談ですが、先日私が仕事に行くときに使っているカバンの重さを測ってみたら、なんと8キロ近いというとんでもない重さでした。 ネットで男性のカバンの重さの平均を調べてみたところ、4.6キロほどとのこと。 確かに普段から荷物は多いし、ひとつひとつがしっかりしていて重いので、トータルでは重くなってしまうのはわかりますが、これでは体がもちません。 なので、何とかしてカバンを4キロほどにすることにしました。 すでに今年の初めから手帳は持ち歩くヤツと工房に置いておくヤツの2つにして、手帳の重さは激減しています。 その他に何が重いのかと思って確認してみたら、最重量級だったのがジャータイプのお弁当でした。 行きはズッシリと重くて約2キロ。 でも、これは仕方ない。 そのほか、お財布が個人用と仕事用とで別にしていて、仕事用の方はかなりしっかりとした革で作られているうえに出張時のおつりの為の小銭がたくさん入っていたので、小銭は持ち歩かないことにして、ちょっとだけ減量成功。 さらに、カバンそのものがこれまたしっかりとしているヤツで、重量が800グラムほどなので、これは違うカバンを使うことにして少しだけ減量。 さらに、そのほかにも持ち歩かなくても良いものがたくさん入っていて、全部出したらだいぶ軽くなりそうです。 とりあえず、この状態で5キロくらいになったので、しばらくこの仕様でいってみたいと思います。 さて、今日も先日に引き続き今年の色のネイビーの革をご紹介したいと思います。 今日ご紹介する革はこちら。 私が一番気に入っているTempesti社のELBAMATTの型押し仕様です。 色はもちろんネイビー。 この革は、元々はスムースの革でしたが私が加工を依頼して型押しをしていただいたものです。 素の状態のELBAMATTの厚さは2.2㎜ですが、この革は1.6㎜で仕上がっています。 型押し加工では、これくらいの厚さの革の場合、だいたい0.3㎜ほど押しつぶされて厚さが薄くなるので、1.9㎜に漉いてもらったものを型押し加工をして1.6㎜になっているということです。 なので、1.6㎜の割にはなかなかしっかりしていますし、触った感じでももう少し厚く感じられます。 そもそもELBAMATTは、Tempesti社のシリーズの中で一番良い生地を使っているそうで、雰囲気もとっても良いと思います。 また、この革の特徴としてオイルが多いということが挙げられますが、オイルが多くても決してカジュアルすぎる感じにはならず、出来上がる靴は上品でステキな仕上がりになります。 硬さもちょうどよい感じで、型崩れしにくいのに硬すぎないといったところです。 先ほども書きましたが、このELBAMATTは私が一番気に入っている革で、それは単なる好き嫌いではなく作るうえで理想的な仕上がりになり、きっとこの革を選んでき出さったお客様もHappyになれると思っています。 なんて言うんでしょうね、作っていてしっくりくるというか、とにかくとっても理想的な革なのです。 色の展開は何色かありますが、私はその中でもこのネイビーを一番お勧めしています。 上品なのにカジュアルにも使えて、とっても素晴らしい革です。 もしよろしければ、皆さんもぜひこの革でステキな靴を作ってみてください。 ★★★お知らせ★★★ ★旅チャッカは皆様にご興味をお持ちいただいているようで、予定数まであと少しとなっています。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む少し前にラジオを聴いていたら、占いの方が今年の色について話していました。 今年の幸運の色ということだと思うのですが、その今年の色はズバリ紺色だそうです。 私もなんとなくですが、2024年というと紺色っぽいイメージがしていまして、やはりそうかと思ったのでした。 そんなわけで、私がお勧めする今年を幸せに生きる紺色の革がこちら。 実物はもう少し落ち着いた色なのですが、どうしてもデジカメの習性で明るく写ってしまうことをご了承ください。 King MPは、最近の革の中では私が最も仕上がりが良いと思うもので、イタリアのRusso di Casandrinoというタンナーで製作されます。 シワの入り方を見てみると、小さなしわが写真のように入り、生地の良さが見て取れます。 こうして写真で見ただけでは、ツヤなどを考えるといまいちパッとしない革に見えてしまうのですが、靴になって仕上げをすると全く違うものに化けます。 生地の良し悪しを判断するもうひとつのポイントが革の裏側ですが、こんなにキメが細かくてそろっているので、生地の良さを実感していただけるはずです。 革の厚さは、測ってみたところ1.4㎜でした。 革そのものが結構パリッとしっかりしているのでもう少し厚く感じるのですが、ビジネスシューズを作るにはちょうどよい厚さであり、カジュアルの靴を作る場合でもキレイ目な雰囲気のものでしたらちょうど良い厚さですね。 そんなRusso di CasandrinoのKing MPのネイビーを、今年の靴用としてお勧めします。 ネイビーの靴をどんな服やパンツに合わせようかと考えてしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、ネイビーの靴は黒い靴と同じように使っていただくと良いでしょう。 私だったら、黒いパンツに合わせてみたいですね。 黒いパンツにネイビーのチャッカブーツなんて格好良さそうです。 もしくは、チャコールグレーの太めのパンツに、ネイビーのフルブローグなんていかがでしょうか? ★★★お知らせ★★★ ★旅チャッカは皆様にご興味をお持ちいただいているようで、予定数まであと少しとなっています。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む最近はいわゆるビジネスシューズに使うようなちょっとイイ革が入手しづらくなってきているということをお伝えしていますが、私たちシューリパブリックではたぶんアノネイやデュプイの革は次の入荷はないだろうと思っています。 なので、そんな革で作りたいという方は在庫があるうちにご注文ください。 ちなみに、アノネイのボカルー(黒)は完売で、デュプイのシャトーブリアン(黒)はあと1足分となっています。 敢えてあれやこれやとお伝えする必要はないかと思うのですがこの革について、ざっと大まかなことをお伝えしておくと、デュプイとはフランスの超有名タンナーで、ここで作られる革のほとんどがハイブランドに供給されていると聞いています。 そんなデュプイの中で今回ご紹介するシャトーブリアンは、同社を代表する革のひとつと言える大変クオリティの高いステキな革です。 そんな革ですが、残りがもうこれだけになりました。 2足は難しそうなので、とりあえず1足分と言っておきます。 ちなみに、これは何かといいますと、革の裁断の時に使っている文鎮です。 Amazonで購入しまして、最近はとっても役になっています。 革は丸めて保管しているので、今日のように広げて写真を撮る時にもとっても便利です。 革の話に戻りまして、このシャトーブリアンはセミアニリン仕上げでツヤのある仕上げになっていまして、断面は芯通ししていないこんな感じです。 シワの入り方は、思っていたよりもずっとキレイで、たぶん個体差なのかもしれませんが変なシワが入っていません。 こんなシャトーブリアンが、残りあと1足分です。 この革を使って靴を作りたいという方は、お早めにご連絡ください。 ★★★お知らせ★★★ ★2024年1月より、靴の価格を改定させていただきます。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読むバタバタしていて完全にもう終わったと思っていたKUDUですが、まだイエローが残っていることが判明しました。 KUDUに関しては、すでに何度かご紹介していますが改めて簡単の説明しますと、この革はイギリスのチャールズFステッドというタンナーさんの製品で、牛の革ではなくKUDU(クードゥー)という動物の革になります。 KUDUがどんな動物なのかは、すみませんご自身で検索してみてください。 この革の特徴は、似たような牛の革に比べてしなやかで、でも靴になった時にはしっかりしているので履き心地は安心感があり、オイルを多めに含んでいるのでしっとりとした雰囲気ということです。 表面は、こんな感じで黄色というよりも茶色っぽい感じもしますが、この革はラスティングで引っ張られるとガラリと色が変わり、特に引っ張られた部分は完全に黄色になります(シミは残ります)。 プルアップレザーのように、色が変わるのがとってもオモシロいですね。 非常に個性があって、履き心地が素晴らしくて、一足自分らしい靴を作ってみたいという方にはピッタリの素材です。 ちなみに、以前にお客様のYさんからご注文いただいてモンキーブーツを作った時の写真がこちら。 なんとなくイメージがつかめましたでしょうか? とにかく靴になると全然違う感じになる革なので、完成した靴を参考にしていただいてイメージを膨らませてみてください。 この革で作ってみたいという方、お早めにご連絡ください。 革の残りは2足分です。 お取り置きは、年内いっぱいとさせていただきます。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリック20周年記念モデル第3弾は、完売いたしました。 ★2024年1月より、靴の価格を改定させていただきます。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む少し前にこの革と一緒に入荷したヤツはご紹介したのですが、こちらはすっかり忘れていました。 以前にご紹介したのは、これと同じELBAMATTのやまぶき色の型押しバージョンでさらに手もみ加工を施したものでしたが、今回ご紹介するのはELBANMATTのやまぶき色の型押しバージョンですが、手もみ加工を施していない素のバージョンです。 色味をできるだけ正しく表現しようと思いまして、カメラをいろいろと調整して、まぁだいたい近い色になっています。 型押しではないELBAMATTに比べると、オイルを多く含んでいる革は型押し加工の際に色がやや濃く変化するためやまぶき色でも少し落ち着いた感じになっています。 型押しなのでシワの入り方はシボに沿った感じで入ります。 また、明るい色の革は型押し加工で多少焼けるのでシボの部分がくっきりと出ます。 ただこれも靴になった時にはつま先やカカトの部分は薄くなってしまい、グラデーションのシボになります。 革の厚さは、元々の2.2㎜のものに型押し加工を施して0.3㎜ほど潰れて1.9㎜の仕上がりです。 でも実際にはかなりしっかりしているのでもう少し厚く感じます。 いつもながらELBAMATTは生地がしっかりしているので裏側もとってもキレイです。 この革は、入荷した時点でそもそもが小さいモノだったので、この革からとれる足数は1足のみ。 やまぶき色と言えどもなかなか落ち着いていて深みのある色なので、一年を通して履いていただけそうです。 そして、この革に合いそうなデザインは、私ならプレーンのチャッカブーツとか、もしくはフルブローグのブーツとか、モンキーブーツとか、何でも合いそうですね。 この革を使って何か作ってみたいという方、お早めにご連絡ください。 ★★★お知らせ★★★ ★2024年1月より、靴の価格を改定させていただきます。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読むひとつお知らせです。 先日アップしたラストワンプラン(30)ですが、お客様の都合でキャンセルになりましたので引き続き受け付けを継続中です。 とってもキレイな深いワイン色の革なので、ぜひご検討ください。 さて、先日倉庫の中でラストワンプランに使う革を探していたら、いろいろと懐かしい革が出てきまして、その中でも今回ご紹介する革はとっても味があるというか個性的というか、とにかくとっても興味深いものです。 それがこちら。 一見すると普通の黒い革なのですが、じつは全然普通の黒い革ではなく、牧歌的というかのどかというか、ちょっと力が抜けているような革です。 写真だと伝わりにくいのが残念なのですが、きっと皆さんも実物をご覧になると納得していただけるのではないかと思います。 たとえば、 断面は芯通ししていないので生地の色が見えるのですが、その生地の色がいわゆるクロム鞣しの白っぽいグレーっぽい色ではなく、段ボールのようないかにものタンニン鞣しの色で、革の表面にもこのザックリな雰囲気がにじみ出ているのです。 普段はこうやってシワの入り方を確認していただいていますが、今日の場合はシワの入り方よりも光の反射の加減で質感を確認していただくのが目的です。 ちょっとおもしろいですよね。 そもそも、この革はそれ細ツヤが出ていないので、靴になった場合でもツヤの出ないクリームを使うとこの独特のゆるーい雰囲気を維持することができ、黒い靴なのに全然フォーマルじゃなくて、なんとなくいい感じの変化を遂げていくのではないかと思います。 なので、この革に適しているデザインはプレーンのギブソンブーツやチャッカブーツ、フルブローグのブーツ、モンキーブーツなど、フォーマルにしたくないデザインなら何でもOKです。 とってもステキな靴になりそうです。 今のところ、革は3足分ほどありますので、ぜひこの革で靴を作ってみたいという方はその旨ご連絡ください。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む先日、あるお客様が・・・、 「オーストリッチの革で靴作れる?ちょっとぞんざいに履ける靴をオーストリッチで作ってみたいんだよね。」 とおっしゃっていました。 残念ながら私たちシューリパブリックではオーストリッチの取り扱いがなく、オーストリッチで靴を作ることもお断りしているので今回はそのようにお伝えしたのですが、私が心に響いたのは「ぞんざいに扱う」という思う存分気兼ねなく使い倒せるものが欲しいというその気持ちでした。 どうしてもとっても大切にしているものは、気兼ねなく使い倒すというのはちょっと難しく、かと言って恐る恐る使うのもやっぱりちょっと違うかなって思います。 せっかく入手したのだから使わないでしまっておくよりも使った方が良いわけで、ここはひとつ考え方を変えて、高価なものや気に入っているものであっても思いっきり使ってそれを堪能するという気持ちで行くのが良いのかもしれません。 思いっきり使ってしっかりとメンテナンスをする、その繰り返しが良いのでしょう。 靴の場合は、あまり少ない足数でローテーションをすると1足に負担がかかってしまうので、できればなるべく多くの足数で回してあげると靴への負担が少なくなります。 服もカバンも然りです。 さて、今日も倉庫の中からこんな革が出てきました。 「Lily」というイタリアのキップです。 見た感じツヤがなくていまいちパッとしないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、この革は奥が深いのです。 まず、このレンガ色の革はなかなか貴重で、こんな色の革でちょっと格好良いモンキーブーツやギブソンブーツを作ったら、これまでの靴を差し置いて一気にレギュラーメンバーになってしまいそうです。 そして・・・、 これをご覧ください。 軽く仕上げをすると、こんな感じで深いツヤが出るのです。 仕上げをしないでマットなままで履くのも良し、仕上げをしてちょっと上品な雰囲気で履いても格好良い革です。 革の裏側は、端の方はちょっとボソボソしていますが、靴を作るのに使う部分はキレイで生地がとてもしっかりしているんがわかります。 こんなちょっと個性的な革です。 この革は5足分の在庫があります。 もし、この革を使って靴を作ってみたいという方は、その旨ご連絡ください。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
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