数か月前に革問屋さんに行ったときに、 「今度こんな革を扱おうと思っているんだけど、ちょっと使ってみる?なかなか良い革だよ。」 とお勧めされて発注した革が、今日届きました。 MAINEというイタリアの革で、出どころはあのELBAMATTと同じタンナーさんのようです。 ELBAMATTと違うところというと、こちらの方がオイルの量が少なめで、やや硬めですね。 厚さはほぼ同じくらいです。 ちなみに、今回3色が入荷しこれがCARBONE(カルボーネ)という色です。 英語でいうカーボンですね。 実際はカーボンの色からすればやや明るいかと思いきや、革の質感から察するに仕上げをするとカーボンのような色になりそうな気配です。 こうして写真で見ると単なるねずみ色のようにも見えますが、実際はもうちょっとキレイです。 裏側は、結構キレイでした。 生地自体がしっかりとしていることを意味します。 先ほども書きましたが、厚さは以前に入荷したELBAMATTと同じ1.6ミリほど。 1.6ミリと言えば、私たちが扱っている革の中では結構厚い方ですから、結構しっかりとした靴ができそうです。 このねずみ色、いやカーボン色の革で何を作ろうかと考えたときに、フルブローグのブーツやモンキーブーツなど、パーツの点数の多いちょっと賑やかなデザインのモノが合うのではないかと思います。 そして、一緒に入荷したもう1色がこちらのネイビーです。 毎回同じようなことを言っていますが、本当にネイビーを撮るのは難しくて、こちらは実物よりも若干濃く写っているように見えます。 こちらは、どんなデザインにも対応できる色ですので、ギブソンブーツでもチャッカブーツでもモンキーブーツでも、ギリーシューズでもギブソンシューズでもなんでもOKです。 そのデザインも、間違いなく格好よくまとまります。 これらの写真を見てこんなことを思いつい方はいらっしゃいませんか? 上のカルボーネと下のネイビーでサドルシューズを作ったらどうかって。 どんな配色にしても、なかなか格好良く仕上がりそうですね。 ちなみに、もう1色入荷していますが、そちらは普通の茶色です。 普通の茶色が最近はなかなかなくて、格好良い茶色のブーツを作りたいと思っている方には、間違いなくヒットするでしょう。 茶色に関しては、仕上げ前はパッとしない色なのですが、仕上げをすると透明感のあるスバラシイ茶色になります。 こちらは、実物をご覧になってください。 どの色も5足分ずつの入荷となります。 ご希望の方は、お早めにご連絡ください。 お取り置きは3か月間です。 残っているようであれば、一宮のイベントにも持って行くつもりです。 ★★★お知らせ★★★ 11月11日(土)と12日(日)に愛知県一宮市にて、 クリエーターの仕事をその場で見ていただき、クリエーターたちとのコミュニケーションを目的としたイベントを開催します。 詳細はコチラをご覧ください。 シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
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■ 高山純一 ■ Shoe Republic の代表及びクリエーターとして靴の製作を担当しています。 |
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