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オックスフォード

今日のお客様は、神奈川県にお住いのFNさんです。 ご注文いただいております靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 FNさんは、今回の靴がおそらく8足目です。 早速履いていただきました。   今回完成したのは、FNさん初となるオックスフォードです。 「あまり履く機会がないですから・・・。」 とおっしゃっていましたが、普通にお仕事の時に履いてください。 じつはFNさんは革が大好きだそうで、いつも私どもの工房へお越しになると、いろいろな革をとっても楽しそうにご覧になっています。 今回のオックスフォードはあのWindsorを使っていますが、FNさん的にはまぁスタンダードな靴なのだそうです。 それでも、何度も眺めながら「格好良いですよね。」とおっしゃっていました。 本当に格好良いと思います。   FNさんがご覧になるところでスタンダードな革に対して、お好みでお選びいただくのはいわゆる変化球的な革です。 そのお好みがなぜか栃木県にお住いのMKさんのお好みと似ているので、お話を伺っているととても興味深いです。 このお二人だけが関心を持った革が、これまでにたくさんありますから。 これから、どんな革でどんなデザインの靴をご注文いただくのか、とっても楽しみです。 ちなみに今回は、やっぱり変化球的なセレクションでした。 FNさん、今回もありがとうございました。   靴のスペック デザイン: オックスフォード レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+サイズ調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド   10月までのイベント情報: 10月1日(土)~2日(日) 神戸三宮 SUNさんにて、恒例の計測&オーダー会開催。今回は、SUN特別仕様のこだわりいっぱいのチャッカブーツ(ダークグリーン)を用意していきます。こちらは数に限りがありますので、お早めにお越しください。13時オープンです。(詳細は、こちらよりご確認下さい。)   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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ad tech tokyo

今日は水曜日で、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。 そして、このお休みを利用して「ad tech tokyo 2016」に行ってきました。 ad tech tokyo は毎年行っているイベントで、昨年は12月の開催でしたが今年は9月の開催となりました。 場所は、毎回変わらず有楽町の東京国際フォーラム。 そういえば、昨年は午前中のキーノートを終えて外のベンチでお弁当を食べて、とても寒かった記憶があります。   そもそもad tech tokyoは、マーケティングと広告に携わるビジネスリーダーに向けてのデジタルマーケティングカンファレンスです。 オーダーメイドの靴を作っている私たちに関係があるのかと言えば、じつは意外とあるものなのです。 やはり、今の世の中は情報が炸裂していて、情報をほしいと言っているお客様にしっかりと届けること自体が難しくなっています。 実際に、私たちは2003年からオーダーメイドの靴を作っておりますし、ウェブサイトを作ってからだってすでに10年以上経っていますが、それでもつい最近になって「やっと見つけました」とか、「全然知りませんでした」というお客様がたくさんいらっしゃいます。 そんな世の中で、必要としているお客様に対して私たちがどのように情報を発信するべきなのかということをしっかりと学ばなくてはいけません。 さらに、これからの世の中はどんなふうになっていくのかということだって知っておいた方が良いはずです。 私たちにできることは限られていますが、その範囲の中でできることをやっていけるようにと思っています。   そんなad tech tokyoですが、スタートはキーノートという基調講演から。 かつては、yahooの宮坂さんがお話しされたこともありましたが、だいたいは海外のビジネスリーダーたちが40分くらいの時間で講演をしてくれます。 今回は全員が海外からのスピーカーでしたので、ずっと英語でした。 朝から「聞き逃さないように」と、やたらと目が覚めてしまいした。 今回も同行したウチの奥様も言っていましたが、ad tech tokyoがスタートしたころとはだいぶ雰囲気が変わってきています。 私が感じるところでは、かつての方がイベント自体にもっとパンチがあったような印象です。 当時は、3歩も4歩も先を行っているスピーカー達が、本当に目から鱗の話をしてくれたような・・・。 世の中が成熟してきて、だんだんと先に進むのが難しくなってきているということもありますが。   とは言え、やはりこういうイベントは気持ちが引き締まります。 ある意味ではベンチャーを対象としているところもあって、周りの雰囲気もみんな前のめりな感じで、とっても良い感じです。 何年か前のad tech tokyoで、博報堂の方のセミナーやマーケティングの会社のセミナーに参加したこともありますが、そういういわゆるプロフェッショナル達は、話をまとめていくのがとても上手で、こちらも分かった気分になりますが、ベンチャーのリーダーたちの話はまとまりがないこともある反面、目のつけ方が面白かったりします。 ヒントや情報はそこら中に落ちていて、それに気づくか気づかないかはこちら次第。 それに気づけるように、普段からこんなセミナーに出てみて、柔軟な体質になっておく必要があるのだろうって思いました。 少しでも今後の仕事の役に立てば良いかなって思います。   10月までのイベント情報: 10月1日(土)~2日(日) 神戸三宮 SUNさんにて、恒例の計測&オーダー会開催。今回は、SUN特別仕様のこだわりいっぱいのチャッカブーツ(ダークグリーン)を用意していきます。こちらは数に限りがありますので、お早めにお越しください。13時オープンです。(詳細は、こちらよりご確認下さい。)   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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先日お伝えいたしました神戸三宮のSUNさんでのイベントに関しまして、ちょっと訂正がございますのでご案内させていただきます。   【商品代金のお支払い】に関することなのですが、 私たちシューリパブリックのオーダーメイドの靴をご注文いただく際に、お手付金をトータル金額のだいたい半額くらいいただく予定でおります。 その際のお支払方法は、当初はカード決済も予定しておりましたが、ガード会社からの通達でお手付金のカード決済はできないとのことでした。 従いまして、オーダーメイドの靴のご注文時のお手付金は、現金、もしくは近日中にお振込みということにさせていただきます。 ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。   オーダーメイドの靴とは別に、今回のイベントに合わせてチャッカブーツを製作しました。 こちらのチャッカブーツのお支払いは、クレジットカード決済が可能となっております。 紛らわしくて申し訳ございません。   カードの会社に詳しく聞いてみたところ、オーダーメイド靴のお手付金は商品の移動が発生する以前のお支払いになるわけで、これはカード決済がダメなのだそうです。 商品のお渡しがあって、その代金のお支払いであればカード決済がOKとのことでした。 きっとなにか深い理由があるのでしょう。 新しいことをすると、必ず学ぶことがあるものです。 クレジットカードは、まれにお取り扱いできないカードもございますので、ご了承ください。 よろしくお願いいたします。   10月までのイベント情報: 10月1日(土)~2日(日) 神戸三宮 SUNさんにて、恒例の計測&オーダー会開催。今回は、SUN特別仕様のこだわりいっぱいのチャッカブーツ(ダークグリーン)を用意していきます。こちらは数に限りがありますので、お早めにお越しください。13時オープンです。(詳細は、こちらよりご確認下さい。)   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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リッヂウェイソール

ところで、最近ウチの小学生の娘は、国語の授業でスーザンバーレイさんの「わすれられないおくりもの」をやっているそうです。 音読の宿題で、いつも家で読んでいます。 この「わすれられないおくりもの」をご存知の方も多いと思いますが、改めて読んでみるとまた違ったところで響きます。 年老いたアナグマさんは、みんなに頼りにされているのですが、だんだん体が動かなくなって・・・、 ということが、私自身にも決して他人事ではなくなるのだろうと感じるのです。 かつて、私が40歳になった時に「後々後悔しないように」と思って、スポーツチャリに乗り始め、一眼レフカメラを買ってみて、とりあえずやってみたいと思ったことを積極的にやるようにしました。 スポーツチャリは、日々自転車に乗って体を動かすのとそうでないのとでは、体力的にもあとで大きな差が出るのはもちろんですが、それ以前に誰かが楽しいと言っている自転車に乗ってみて、どんなふうに楽しいのかを実際に体験してみたかったのです。 一眼レフも、靴の写真をよりキレイに撮る必要があるのはもちろんですが、カメラを持って旅をしたり、実際に見える景色をどのように切り取ろうかという意識をもって世の中を見ることで、また違った世界が見えるという楽しみを実際に味わってみたいと思ったのです。 当時、40歳の体力と感覚をもって思う存分楽しみました。 どちらも今でも続けていて、思い返せばあの時始めていて本当に良かったと思います。 よく、いくつになっても始めるのには遅くないということを言う方がいて、それは決して間違っているとは思いませんが、早く始めればそれだけいろいろな見方や感じ方ができるはずです。 あと10年くらいたって、私が今よりも10歳年をとって、その時に自転車に乗って100キロ走ってくるなんてもしかしたらできなくなっているかもしれませんが、でもかつて自転車で100キロ走った時には100キロ走るってこんな感覚なのかと感じたことがとても大切な経験になっているはずです。 でも、何かを始めたいと思っても、思い切って「エイヤっ!」って始めないと、なかなか物事って始めることができません。 いつかはクラウンに乗りたいと思っていても、本気で買おうとしないと、たぶんいつになっても買わないでしょう。 オーダーメイドの靴も、たぶんクルマに比べればかなりハードルは低いはずですが、それでも今「エイヤっ!」ってオーダーしてみないと、いつになっても、もしくは一生経験することがないかもしれません。 ほとんどのお客様が、口をそろえて「もっと早くオーダーしていればよかった・・・。」とおっしゃっているのに、なかなかそのことを世の中の方々に伝えられないのがとっても残念です。   さて、本題に入ります。 私たちシューリパブリックでは、ダイナイトソールをメインにお取り扱いしていますが、昨年試験的に入荷したリッヂウェイソールがまだ少し残っておりまして、こちらをご希望されるお客様もいらっしゃいます。 ただ、リッヂウェイソールはその意匠をご覧になっていただくとお分かりになる通り、ラストの形状やサイズに大きく影響を受けます。 形が合わないと、だし縫いを縫うことができません。 私たちが入荷したのは、写真左のsize8-9というサイズで、それもこげ茶色のみで、靴のサイズでいうとサイズ6 1/2から7 1/2くらいまでのサイズしか使えません。 さらに言うと、極端に幅の細い足の方も使えません。 なかなか誰でも使えるというものではないので、ちょっと面倒なのです。 ですが、もしご希望の場合は形状や仕様を確認したうえで使用の可否をお伝えいたしますので、一度使ってみたいという方はお知らせください。 リッヂウェイソールは、ダイナイトソールに比べて若干ソフトなタッチになります。 製造元のハーバララバーでは、リッヂウェイのほうがダイナイトよりもややラグジュアリーな位置づけとしているようです。 こういうものは、あくまでも好みですからね。 スペックや他人の評価ではなく、ご自身のお好みでお選びください。   10月までのイベント情報: 10月1日(土)~2日(日) 神戸三宮 SUNさんにて、恒例の計測&オーダー会開催。今回は、SUN特別仕様のこだわりいっぱいのチャッカブーツ(ダークグリーン)を用意していきます。こちらは数に限りがありますので、お早めにお越しください。13時オープンです。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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チャッカブーツ

最近、このテーマが多くなっています。 10月1日(土)と2日(日)に開催する神戸三宮のSUNさんでのイベント。 その際に出品する靴たちが、今日完成しました。 上の段のサドルシューズは、事前にSUNさんにてご希望を募って製作したもので、 下の段のチャッカブーツは、私たちシューリパブリックの企画で製作して今回持って行く商品です。 size6からsize9まで各サイズ1足ずつ、計7足なのですが、お取り置きなどナシで行こうと思っていますので、ご希望の方はお早めにお越しください・・・ということを先日書きました。 そして、今日仕上げを終えましてなかなか良い感じに仕上がりました。 チャッカブーツに使ったダークグリーンの革は、イタリア製のカーフでもともとかなり味があるものです。 なので、その雰囲気をなるべく壊さないようにしたいと思いまして、アッパーの仕上げは最小限にしました。 購入された方は、グリーンのクリームを使うよりも、ミンクオイルなどでメンテナンスをしていただくのがよさそうですね。 履きこんでいくにしたがってどんどん格好良くなっていくと思います。 あぁ、こんな感じに仕上がるのなら、私の分も作っておけばよかったと後悔しています。 と、チャッカブーツのことばかり書いていますが、サドルシューズは思っていた以上に雰囲気があって格好良いです。 サドルシューズは、事前にご希望を募った分以外に店頭販売用も少しあるようです。 ともあれ、皆さんお早めにお越しください。 お天気が良いといいですね。   10月までのイベント情報: 10月1日(土)~2日(日) 神戸三宮 SUNさんにて、恒例の計測&オーダー会開催。今回は、SUN特別仕様のこだわりいっぱいのチャッカブーツ(ダークグリーン)を用意していきます。こちらは数に限りがありますので、お早めにお越しください。13時オープンです。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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革のご紹介

カテゴリー: Leather:革入荷情報

バイオレット

昨日ご紹介した黒いギブソンブーツが素敵な大人を象徴する正統派であれば、今日ご紹介する革で作るブーツは言わば個性を主張するようなものです。 この革をご覧になったお客様は、 「サツマイモの色ですね。」 とおっしゃっていました。 ともかく、靴は黒と茶以外でも素敵なものが作れるという代表のような色です。 この革は、いわゆる「キレイな革」という感じではなく、どちらかと言えばザックリとした革です。 表面にはシボがあり、しっかりとしているけれどしなやかな靴になります。 そう、先日のコージ製靴さんのセールで販売したまだらなネイビーのような履き心地になります。 すでに、あの靴をご購入されたお客様から、「思いの外履きやすい!」というお声を頂戴しておりますが、この革も同じような方向性の靴になります。 ただ、この革はスーツに合わせるような靴ではなく、もう少し砕けた格好がOKなオフィスで履いていただくような靴とか、もしくはデニムに合わせるような靴に合いそうな感じです。 紫色って・・・。 と以前におっしゃっていたお客様も、実際に靴にしてみたら意外と派手じゃないとおっしゃっていました。 だいたい、この紫は決して下品な色ではなく、かなり高貴な印象です。 そんな革で作るとしたら、私だったら最近とっても人気のチャッカブーツとか、もしくはキャップの部分のみに穴飾りを配したパンチドキャップ付きのギブソンブーツが良いかなぁって思います。 こちらの革は入荷が1枚だけですので、ご希望の方はお早めにご連絡ください。 お取り置きの期間は3ヶ月です。 10月1日(土)と2日(日)に神戸三宮のSUNさんでイベントを開催する予定ですが、その際にご注文を考えていらっしゃるお客様も革のお取り置きを承ります。 もうあと2週間ですからね。 実物をご覧になってからの最終判断でOKですので、ちょっと気になっていてもしかしたらオーダーするかもという方も、ぜひご連絡ください。 もうこの革には出逢えませんから。 ご連絡は、メールでシューリパブリックまで。 アドレスは、下の方に記載しておきます。   10月までのイベント情報: 10月1日(土)~2日(日) 神戸三宮 SUNさんにて、恒例の計測&オーダー会開催。今回は、SUN特別仕様のこだわりいっぱいのチャッカブーツ(ダークグリーン)を用意していきます。こちらは数に限りがありますので、お早めにお越しください。13時オープンです。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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ギブソンブーツ

あと2週間ほどでイベント@神戸三宮SUNです。 1年ぶりのSUNさんのなので、今から少しずつ準備を進めています。 昨日ご紹介したチャッカブーツも、しっかりと最終仕上げをして前日までにSUNさんに到着できるようなスケジュールで進めています。   ですが、電車で行く出張の時に毎回困るのが荷物のこと。 私はなぜか人一倍荷物が多く、1泊や2泊くらいの出張でも50リッタークラスのスーツケースが必要になってしまいます。 荷物をひとつひとつチェックしてみても、どれも必要なモノばかり。 スーツケースのひとつくらい持って行っても良いのですが、だいたい帰りにはどこかの街をリサーチしたり観光したりするので、帰りに関してはちょっとコインロッカーに預けて・・・。 となると、宿から送ってしまっても金額的には大差ないので、だったら帰りは送ることにしようというところまではスムーズにいくのですが、 ここでちょっとした問題が発生します。 いや、普通は問題にしないのかもしれないのですが、 私が普段使っているスーツケースは、4輪の自在に動くタイプです。 この自在に動くタイプの車輪は、聞くところによると宅配便で送ると破損する恐れがあるというじゃありませんか。 それじゃ、気兼ねなく送れる2輪のタイプのスーツケースはというと、 ハードケースでは適当なものがないのです。 機内持ち込み可能サイズの小さいヤツならあるのですが、50リッターとなるとなかなかありません。 うーん、困ったなぁ・・・。 と、変なこだわりがあると、なかなかことが進みません。 一時は、60リッターのカーゴコンテナに荷物を詰めて行きも帰りも送ってしまおうかとも考えましたが、ちょっと大げさな感じもしまして、結局は結論が出ずです。   さて、今日は靴の点検と新しい靴のご注文のために、SEさんがお越しくださいました。 SEさんは、これまでにギブソンブーツとお仕事用のオックスフォードを2足(すべて黒)をご注文してくださっています。 「ギブソンブーツは、その日の仕事の内容によっては会社に履いていってしまうこともありますよ。」 とおっしゃっていましたが、立ち位置としてはパリッとしたスーツに合わせるのはオックスフォードに任せている感じでした。 ですが、今日のSEさんはデニムにそのギブソンブーツという組み合わせ。 こういう格好って、とっても素敵だと思いませんか? とっても若いころはいつもスニーカーでも良かったですが、大人になったらやはり大人のカジュアルなスタイルというのをしてみても良いのではないかと思います。 そんな時に、黒いギブソンブーツや、黒いチャッカブーツというのは、TWさんの言葉を借りるととってもニュートラルな黒を使ったカジュアルとなります。 こんな格好なら、同じデニムでも大人っぽい落ち着きが感じられますね。 さらに、これからの季節でしたらツイードのジャケットなんぞ合わせたら、もっと大人です。 やっぱり黒のギブソンブーツとチャッカブーツは、1足あると便利です。   10月までのイベント情報: 10月1日(土)~2日(日) 神戸三宮 SUNさんにて、恒例の計測&オーダー会開催。今回は、SUN特別仕様のこだわりいっぱいのチャッカブーツ(ダークグリーン)を用意していきます。こちらは数に限りがありますので、お早めにお越しください。13時オープンです。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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チャッカブーツ

来る10月1日(土)と2日(日)に、神戸三宮のSUNさんにてイベントを開催いたしますが、いつもの通りハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴のオーダー会とともに、グッドイヤーウェルテッドの靴の販売も致します。 今回ご用意するグッドイヤーウェルテッドは、こちらのチャッカブーツです。 深いグリーンのカーフを使ったチャッカブーツ。 こちらの写真は、まだ仕上げをしていない状態のものなので、しっかりと仕上げをするともう少しパリッとする予定。 グッドイヤーウェルテッドとしてはかなり厚い4.8ミリ厚のインソールと、耐久性や快適性に優れたダイナイトソールを使っていますので、しっかりとしていてとても快適な履き心地です。 そして、カーフと言えどもかなり厚みがあってコシがあるものを使っていますので、安定感も十分です。 さらに、ラストは#SREという包み込むような履き心地が特徴のラストを使っていますので、1年を通して快適に履いていただけることと思います。 グッドイヤーウェルテッドの靴は、カカトの修理はもちろん、ソール全体の交換も問題なくできますので、よほどひどい履き方をしないかぎり10年くらいは普通にご愛用いただけることと思います。 私たちシューリパブリックのブーツの特徴のひとつでもあるフレアの履き口は、クルマを運転するときや階段の上り降り、その他日常生活において履き口が邪魔にならないようになっています。 今回は、size6からsize9まで各1足ずつ、計7足のご用意となります。 ご興味のある方、ぜひSUNへお越しください。 できれば、10月1日(土)の午後一くらいにお越しいただければ、ご希望のサイズがあるはずです。 皆様のお越しをお待ちしております。 SUNさんの住所は・・・、 神戸市 中央区 北長狭通 2−5−5 ムゥビル2階 です。   10月までのイベント情報: 10月1日(土)~2日(日) 神戸三宮 SUNさんにて、恒例の計測&オーダー会開催。今回は、SUN特別仕様のこだわりいっぱいのチャッカブーツ(ダークグリーン)を用意していきます。こちらは数に限りがありますので、お早めにお越しください。13時オープンです。(詳細は、こちらよりご確認下さい。)   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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自然体で行こう

カテゴリー: Message:伝えたいこと

インソール

その前に、 今日久しぶりにウチの小学生の娘に本を買ってあげました。 もっと小さいころには、何か面白そうな絵本を私が選んで時々買ってあげていましたが、小学生になると学校にも市内にも十分すぎるくらいの図書館があり、そこで本を借りることができるので、あまり買わず借りてくるというのが通例になっています。 でも、やっぱり持っていてほしい本というのもありまして、何度も読んでほしいと思ったので久しぶりに買ってみたというわけです。 それが・・・、 です。 そう、学研のひみつシリーズ。 私たちの子供のころにもありましたから、かなりのロングセラーですね。 私もよくよこのシリーズを読みました。 ただ、私が読んだ頃の奴からすれば、時代も変わっていますから内容もそれなりに変わっています。 こまかいことを言えば、私が読んだのは「発明・発見のひみつ」であり、タイトルも微妙に違います。 今でもこの本で得た情報を家族に向かってこれ見よがしで話すことがありまして、ウチの娘もあと何十年か経ったらそんなふうになるのでしょうか?   さて、今日作業をしながらラジオを聴いていたら、サウンドエンジニアという職業の方が出ていました。 その環境に合わせて音を作り上げるとでも言うのでしょうか、環境が変われば当然に同じ音も変わってしまいますから、必要な仕事です。 クルマの中で音楽を聴くとすると、ロードノイズが影響して低音が細くなってしまったり、風切り音が影響してクリアに聞こえなかったりするように、いつもと同じ音を聞いていても環境で根底から違うものになってしまうのでしょう。 でも、これを逆の方向から考えると、普通の部屋にいるのに大きなホールで聴いているように聞こえるシステムもあったり、違った意味での音つくりもあるというわけです。   じつは、靴にもこれに似たようなことがあります。 例えば、土踏まずの部分をしっかりとホールドすると、とっても快適にホールドされているように感じてしまったり、スポンジのような素材で足をホールドすると、何となくピタリと押さえ込まれているように感じます。 しかし、私はあまりこのような「~のように感じる」フィッティングが好きではありません。 土踏まずの部分にアーチに合わせたパッドを入れておけば、とりあえずフィットしているように感じますが、パッドで足をホールドするにはじつは役不足で、単にそう感じるだけにとどまっていることが多いのではないかと思っています。 少なくとも、革靴はそういうものではありません。 ほとんど伸縮しない革を使って、いかに足にフィットさせるかということがひとつのポイントとして存在するわけですから。 クルマに例えると、基本性能がなっていないクルマに、とにかくデバイスで制御させてそれなりに良くなったように感じさせるようなモノです。 少なくとも音に関しては人それぞれ好き嫌いという好みがありますから、絶対にこうあるべきということはありませんが、靴やクルマに関しては基本性能が高くあるべきということには間違いないと思います。 ちゃんと設計されてちゃんと作られた靴であれば、インソールがある程度平らであってもしっかりと足をホールドしてくれます。 ちなみに、私たちシューリパブリックのオーダーメイド靴のインソールは、土踏まずの部分がややせり上がっていますが、これは土踏まずのごホールドのためではなく靴自体のねじり剛性を高めるためであって、履き初めのころに土踏まずの部分がカッチリと押さえられていたとしても、暫く履きこむとインソールからの押さえ込み感は少しずつ感じられなくなってきます。 あくまでも、履いていない感覚で履いていただけるようなフィッティングを目指した結果(ちょっと極端ですが)です。 ストレスなく履いていただくには、自然の感覚が良いと思います。   10月までのイベント情報: 10月1日(土)~2日(日) 神戸三宮 SUNさんにて、恒例の計測&オーダー会開催。今回は、SUN特別仕様のこだわりいっぱいのチャッカブーツ(ダークグリーン)を用意していきます。こちらは数に限りがありますので、お早めにお越しください。13時オープンです。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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チャッカブーツ

今年は、イベントが続きます。 昨年から、年に1度毎年10月に開催することになった神戸三宮SUNさんでのイベントが、開催まであと半月ほどになりました。 昨年は、ハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴の受注をメインに開催し、たくさんのお客様にお越しいただきました。 昨年いらしてくださったお客様、ありがとうございました。   そして、今年は10月1日(土)と2日(日)の2日間の開催となり、昨年同様私たちシューリパブリックのハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴のご注文を承ります。 これが、通常であれば開催するショップ様のマージンの関係で、直接私どもの工房でご注文いただく価格よりもだいぶ高くなってしまうのですが、昨年同様SUNさんのご厚意で埼玉の私たちの工房でご注文いただく価格とさほど変わらない価格(私が出向いていく都合で諸経費分を若干上乗せさせていただきます)で承ります。 興味はあるけれど、なかなか埼玉まで行っていられないというお客様、ぜひこの機会にオーダーしてみてはいかがでしょうか? ハンドソーンウェルテッドのサンプル靴をご用意いたしますので、ぜひ見にいらしてください。 詳しくは、下の方でお知らせいたします。   また、当日はSUNさん企画商品のサドルシューズと、シューリパブリック企画のチャッカブーツをご用意させていただきます。 サドルシューズに関しましては事前にご予約を承りまして、ご希望の方からご注文を頂いておりますが、当日分として数足のご用意があります。 チャッカブーツに関しましては、私たちシューリパブリックの新しいラスト#SREと、ダークグリーンのカーフを使って製作しております。 こちらは使用する革やラストが違うのですが、完成品を見ていただくまでの参考としてご覧ください。 ダークグリーンのカーフはなかなか深いグリーンですので、これからのシーズンに大活躍することでしょう。 ちなみに、サドルシューズもチャッカブーツもどちらもグッドイヤーウェルテッドで製作しています。   じつは今回のグッドイヤーウェルテッドは、この2日間のためにこれまでにないくらい手間をかけて特別丁寧に製作しています。 栃木レザー製のインソールは、牛の身体の中でも特に密度が高くてしっかりとしているお尻周りの部分のみを使用し、成型に関しては、1か月間木型を入れたままにして丁寧に製作しています。 履き初めはやや硬いかもしれませんが、永くご愛用いただけることを目的として、しっかりと作り込んでいます。 チャッカブーツは、UKサイズ6からサイズ9までハーフサイズありで各1足ずつ(計7足)ご用意いたします。 今回の生産分のみの限定で再生産はありませんので、ご希望の方はお早めにお越しください。 今回ご用意したグッドイヤーウェルテッドのブーツのご購入には、クレジットカードがご利用いただけます(一部ご利用いただけないカードがございます)。   イベントの詳細は以下の通りです。   それから、今回は千葉でバイカー用のブーツをオーダーメイドで製作しているトンリョウさんも出店します。 私たちシューリパブリック共々、よろしくお願いいたします。   10月までのイベント情報: 10月1日(土)~2日(日) 神戸三宮 SUNさんにて、恒例の計測&オーダー会開催。今回は、SUN特別仕様のこだわりいっぱいのチャッカブーツ(ダークグリーン)を用意していきます。こちらは数に限りがありますので、お早めにお越しください。13時オープンです。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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