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ストレートキャップ

呼び方はいろいろありますが、私はイギリスの学校で教わった通りにストレートキャップと呼んでいます。 ストレートチップでももちろんOKですので、訂正はしません。 このキャップは、どれくらいの大きさだとか、どのようなデザインなどということは、厳密には決まりがありませんが、諸々の事情でおのずと大きさに関しては決まってきます。 というのも、靴のつま先に入っているトーパフ(つま先の芯)が、このキャップと同じ位置に入ることが多いことと、 キャップのステッチの部分は硬くなっているために変なところにキャップのステッチを持ってくると面倒な折れジワが出てしまうなどの理由で、必要最小限というのが一般的です。 こちらは、ただいま数量限定でご注文をお受けしている#SRFのオックスフォードのサンプル靴。 そしてこちらは#SRDのオックスフォードのサンプルです。 私たちシューリパブリックのストレートキャップは、だいたいこれくらいの大きさにしています。 ラストの形状にもよりますが、あまりキャップが小さすぎると見た目がアンバランスになってしまいます。 また、このストレートキャップは、どのような角度でにするのかということも、作り手の考え方で決まってきます。 それは靴のセンターをどのように見るのかということにも関係してくることで、ある人はつま先とカカトを結んだ線と考え、ある人は靴の前半分の中心をセンターと考えます(前半分と後ろ半分のセンターのラインは、ラストによっては「く」の字に折れることがあります)。 私たちシューリパブリックの靴のストレートキャップの角度は、どちらかと言えばつま先とカカトを結ぶ派と前半分の中心派のちょうど中間あたりとしています。 まぁ、それは私の好みなのですけどね。 作り手の好き嫌いが製品の雰囲気を左右することも当然ながらあるものの、私の場合は機能を追求した結果という好みでこのようにしています。 ★★★お知らせ★★★ #SRF×オックスフォードは、オーダー受付中です(数量限定)。 シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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